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┗2322.高らかに詠え(27-31/161)
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27 :
阿散井恋次
2009/07/03(金)12:21:14
もはや流魂街のガキたちと遊ぶことは定期的になりつつある。
今回は俺とルキアが混じってみんなで隠れ鬼。
だったんだが…。
>「やっぱりルキア姉ちゃんスゲェ!!」
>「ほんと!だって全然見つからないんだもの。」
>「恋次はすぐ見つかるのに…。」
>「ふふん、当たり前だろう!私は昔から隠れるのが得意だったのだ。恋次と一緒にするでない。」
>「そっか、やっぱスゲー!」
ガキ共は何故かルキアを姉ちゃん呼ばわりする。
俺に対しては恋次なのに、だ。
>「ほら、恋次!ボサッとするなよ。」
>「へいへい、わかったよ…。」
全く、いつも遊んでやってんのは誰だと思ってんのか…。
>弾む声、はじける笑顔。ひだまりはすぐそこ。
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28 :
朽木ルキア
2009/07/03(金)12:21:40
昔から隠れるのは得意だった。
子どもの頃の隠れ鬼など特にそうで、日が暮れても見つからぬことなどしょっちゅう。
誰にも見つからぬことがどこか誇らしく、そして寂しかった。
>見つけてほしい。
本当は誰よりもその気持ちが強かったのかもしれない。
私のことを探して、探して見つけ出してくれる存在を切に願った。
どんなに遠くへ行こうと、どんなに暗闇に隠れようと。
時が経ち、あの頃より少しは大人になったけれど。
私の願いは未だ変わらず。
しかしどこかに希望がある。
もう一人で隠れ続けることはないだろう。
きっと見つけ出してくれる人がいる。
>鬼さんこちら、手の鳴る方へ
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29 :
朽木ルキア
2009/07/07(火)18:30:23
託された花は確かに。
一度受けとりましたので、返せと言われても返しません。
絶対に。
代わりに私から託すのは
>風船葛
願いが聞き届けられますように。
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30 :
朽木ルキア
2009/07/07(火)18:33:51
散歩はいい。
とりとめもなく色々な事を考えたり、何も考えずにふらふらと歩いたり。
ゆっくり出歩きたいのだが…あまり時間も取れそうにないな。
>夕方の風が心地よい。
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31 :
朽木ルキア
2009/07/11(土)21:13:31
普段刀を扱うことが多いからといって、刃物全般の扱いが得意という訳ではない。断じて。
じゃがいも。
でこぼこ。
剥いているうちに変色。
人参。
皮を剥くのに一苦労。
危うく手を切りかける。
玉葱。
とにかく目に染みる。
こればかりはやはり慣れだと大量の林檎を。
>今はまだ歪な形でも、いつかは可愛らしい兎を作りたいものだ。
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