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┗2384.波打ち際、２メートル(31-35/94)
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31 :
ウルキオラ
2009/09/09（水）12:23:54
刹那的な現状
遠い未来を約束する術はない。
だが、
日増しに強くなる想いは止まらない
俺は彼奴を最後の…――
永遠を願う俺は愚かか
存在理由、それなら此処に。
俺の意味は彼奴と共に在ればいい
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32 :
ウルキオラ
2009/09/10（木）23:22:45
次第に強くなる独占欲に自己嫌悪。
自由を奪う鎖
強く繋げば繋ぐ程に
心は遠く離れていく。
身体を縛りこの手の中に収めたとして
中身の伴わないそれに
生まれるのは虚しさだけ。
欲しいのは心
…否、すべて
縛りたくない。
彼奴には自由に…、
自由に俺を選べばいい
居ないと解りつつも訪れた第５宮
向かったのは彼奴の寝室。
温もりも残っていない冷たい寝台に寝転べば
指先から熱が湧く様な、不思議な感覚。
自宮に戻らなくては
…いや
もう少し、このままで…――
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33 :
ウルキオラ
2009/09/14（月）22:07:56
それだけで満たされてしまう俺は
なんて単純。
彼奴をとやかく言えん様だ。
部屋中に舞わせた蝶を眺め
自覚する頬の緩み。
嗚呼、もう…
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34 :
ウルキオラ
2009/09/17（木）05:02:33
これ程強く愛した事も
これ程強く愛された事も無い
すべてが初めて。
その足場は酷く不安定
矛盾ばかりを生む脳と
抱く汚い感情に戸惑い、止まない自己嫌悪
離れたいと願っても
離さないでと願う矛盾。
欲しいのは、絶対的な××
捕らえたならば最期まで、その腕の中で…
答えはきっと単純。
己のナカの声に耳を傾ければ聞こえてくる筈
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35 :
ウルキオラ
2009/09/18（金）10:12:49
逢う度に惹かれる
触れる指先から満たされる
抱き合うだけがこれ程至福に感じる。
昔は、身体を繋ぐ事でしか安堵しなかったが今は違う。
其れよりも深い安堵感と幸福感。
言葉、仕草
一つ一つから大切にされているのだと実感出来る。
俺は彼奴の為に何が出来るだろう
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