...ＪＯＫＥＲ(終)

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┗2407....ＪＯＫＥＲ(終)(26-30/158)

26 :六車拳西
2009/08/02（日）22:34:51

まずったな…風邪引いちまった。
白にからかわれんだろうな…面倒臭え。

>およ？拳西はカゼ引かないって言うのにね～。

…煩え、どういう意味だ。移されたくなかったら離れろ。
あー頭痛え。

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お休み、一護。
愛してる。

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27 :スターク
2009/08/03（月）17:07:54

>Cinderella.

擦り切れたドレスを身に纏う、汚れた美しき少女。
毎夜風が届ける、城から聴こえる舞踏会の旋律。
一目で良い、王子を見たいと茨の窓から城を見詰めて手を合わせる少女の横顔は白く、月に似た。

そうしてある夜現れた魔法使いは少女に魔法を掛けた。

彼女が望んだ、白い肌に映える純白のドレス。裾を摘んで少女は嬉しげに笑った。
魔法使いは見違える迄に美しくなった彼女に淡い恋心を描く。
満たす独占欲、湧き上がる愛。

『舞踏会には行かせない』

彼女の笑顔が曇ったのは、雲が明るく微笑む月を隠したからでは無いのだろう。
行かせてやりたい。しかし行ってしまえば、彼女はもう此処へは帰らない事を魔法使いは知っていた。

『何処にも』

石床に散るドレスの裾を踏み、彼女の絶望に堕ちた身体を抱き締めた。

『行かせない』

どうか俺と、此処で踊りましょう。何処へも行かせない。
俺の白い手袋が涙に濡れる。
頬に伝う哀しみを拭って、泣くなと囁く。
だって綺麗なアンタは俺だけのもの。
誰の目にも入れさせないから。

アンタと二人で
あの夜を変えようか。

抱いた細い身体の温もりを知り、震える唇を塞ぐ。

禁断の愛、物語を描くには十分だ。

>愛してはいけない女性だと、知っていたのに

.

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28 :六車拳西
2009/08/03（月）20:29:33

左手で一護を抱き
右手で刃をてめえに向ける

一応宣戦布告ってやつだ。覚えとけよ。

>----------------------------

綴り名は一応気に入ってるが、アルファベットを使うと目立たなくなっちまってよく見落としがちになる。
困ったもんだ。

>----------------------------

2211180。キリ番だと敢えて言い張りたいのは俺が馬鹿だからで良い。

0803 2141追記

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29 :六車拳西
2009/08/04（火）16:05:22

『lunacy』の阿近さんの所から興味深いものを拝借。

>半注意

>説明書バトン

説明したいキャラについて商品に例え客観的な口調で返答していくバトンです。
以下の「」に当て嵌め答えて下さい。

>①紹介する品名は「六車拳西」です。

>②構成
「５０」％が「欲望、愛」
「３０」％が「理性」
残りが「常識、雑学」で出来ています。

>③使用上の注意
あまり長時間使うと「無言」。
暫く放置すると「求める」。
「挑発される」と「電源入」。

>④主となる情報
>趣味
筋力トレーニング、掃除。

>休日の過ごし方
上記に加え白の説教、買い物、多少の勉学

>今１番欲しいもの
最愛との永遠、金、余裕
…一番は決められねえな。

>今１番したい事
鬱憤発散、煙草、逢瀬

>ストレス解消法
剣道、煙草、酒、三味線、バイオリン

>マニアな一面
日本史、ギリシャ神話、薬品関連

>変わった癖
くしゃみの後に『うぃ』と言う
新品の本は必ず後から流し読み

>⑤動作確認/背後視点可
嬉しいと：笑う
酔うと:軽記憶喪失
悩むと：無表情、無言、相談
困ると：首を傾げる
眠いと :無表情
甘えると：抱き締める、虐める
怒ると :無表情
寂しいと :人の傍に居る
拗ねると：無表情
欲情すると：抱く
嫌いな相手には：偽友愛
好きな相手には：話し掛ける、笑う

>⑥禁止事項
「刀」を絶対に与えないで下さい、暴走します。
「血液を見せ」ないで下さい、壊れます。
「--」を絶対に「--」。「--」。
>⑦興味のあること
ギリシャ神話、日本史、薬品、
中国史、宇宙、空、人体、幽霊
、兵器、男色

>⑧好きなもの
上記に加え
煙草、剣道、酒、血液、雑学
三味線その他弦楽器、美人、
和服、黒髪、日本刀、孤独、
快楽、黒、白、紫、紐、針、
日本舞踊

>⑨嫌いなもの
偽善者、自身、虫、ピアノ、
数学、鏡、ピンク、女々

>⑩消費期限
人間としての価値を無くす日迄

>⑫説明書が見たい方
指定無し。

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30 :六車拳西
2009/08/04（火）18:05:36

>=====================
　逢瀬記録
季節部屋於
>=====================

18:30から季節部屋にて七夕以来約一ヶ月ぶりの逢瀬。
俺が先に待ち合わせ場所に到着、少ししてから慣れてねえ下駄を鳴らしながら来た藍色の浴衣を身に纏った一護。漆黒の生地に裾に虎の舞う浴衣を来た俺に一言、『ヤンキーみたい』。背後は某漫才番組、赤絨毯風に言えば中笑い。
流すに流せず軽く冗談を垂れて、一護の手を引いて祭に繰り出した。相当下駄に慣れてねえと見てとれる一護の足元を気にしたり、俺の歩幅に合わせようとする様子に不覚にも可愛いと思ったり。

二回射的をした。
戦利品は某美少女戦士の仮面、どうでも良い萌え系フィギュア。係員が引き攣った笑顔で俺に手渡してきたが、誤解して欲しくない。趣味じゃねえよ。
本当はピカ…ピカチ○ウ？の縫いぐるみを狙ったんだが、不覚にも変化球を打ってしまった。断じて下手ではねえ。
仮面は俺が引き取り、フィギュアは一護があまりにも欲しいと駄々をこねたからあげた。…話を合わせろ一護。

その後に一護が食べたいと言ったブドウ飴を買った。…ブドウ飴は聞いた事がなかったな。
飴は俺の好みの味じゃなかったが、隣で美味いと微笑む一護が美味かったです。
瞬歩で鳥居の上まで行って、その場に腰掛け一護を膝に乗せたまま夜景(を見る一護)を見た。夜景を見て綺麗だと言う横顔はやはり何処か幼く、胸にずきりときた。
一ヶ月ぶりの一護の体温、浴衣から覗く肌、羽目を外しかけたが何とか抑制。首筋に顔を埋めて少し甘えた。
口付けたり頭を撫でたり、一ヶ月逢えなかった分優しくしてやりたかったが俺の刻限が迫った為に鳥居から降りて帰路に着いた。
勿論一護の手を引いて。

十日までにもう一度逢う予定。
盛大な惚気は次回の逢瀬記録で。

一護、また来年祭に行こう。
次はちゃんとてめえの欲しいモンを射的で落とすから。
愛してる。

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