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2511.蒼紫-aoshi-
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檜佐木修兵
2011/11/09(水)07:55:40
立冬、袖無しにはあまり嬉しいもんではねぇこの季節ももう何度目か、慣れたもんで皮膚も強くなってきやがったのか痛むような寒さもいくらかはマシに思える。いつかに買った襟巻きも袖無しにしてたんじゃ「寒いなら維持張ってないで袖付けてください」なんてため息つかれるからやめた。…維持なんて張ってねぇ、俺のポリシーをそんなふうによぶんじゃねェェ!
……まぁ、段々と白に向けて変わっていく紅や黄金色が覗ける季節ってのはいいもんだな。相乗効果か、実るもんにも美味いもんが増えてくる。これはまた一人酒の肴が増えて増えて…油断すると肉つきすぎちまうぜ。まーなんだ、ひとつ二つ残念なのは縁側の床板がキンッキンに冷えることと朝布団から出難いコト。…たまったもんじゃない、本当に。
そろそろ湯タンポを考えねぇとな。あの黒猫はぱったりと来なくなったし…エサでもまいて誘きだそうか、
>なに魚の頭撒いてんスか!また変な占いかなんかっスか!?
んー? 猫をな…呼びてぇんだ…
異臭と虫やらで強制撤去、なんてなりかねねぇな。まぁ毎日頭なしの焼き魚生活もきついだろうし止めとくか。なんでもいいから帰ってこねぇかな…首飾りも替えてやんのに。毎夜一緒に寝てくれるだけで朝昼晩におやつもつけての食事つき宿をご提供だぜ?おいおい破格だろ?ただ猫に宣伝なんてしようがねぇし、やっぱり向こうの意思次第でしか来てはくれねぇんだろうよ。
>何よりも勝る大きな存在の帰宅を感じて、戸惑いや色んな感情が取り巻いた中でも…やっぱり強く強く感じたのは安堵だと白状
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