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┗2550.黒縅 -終-(38-42/46)
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38 :
黒崎一護(虚)
2010/09/30（木）18:13:52
手に届く物ほど
欲する気分にならねェ
届かない、果てしない
望みが薄くなる物ほど
欲するという欲望が
形になって出てきやがる
折ってやろうか
テメェが持つ意思すらも
あァ、気分じゃねぇ
欠伸がでるくらいに
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39 :
黒崎一護(虚)
2010/12/19（日）22:46:36
何度お前は諦めを零す
格が違う世と見下ろし
悲痛を浮かべ目を伏せ
清いままのお前は違う
言い聞かせてンだ愚かに
そろそろ終いだなァ
こんな茶番はよ、王
テメェの良しとする価値
あンなら世に認めさせろ
屈服はするもンじゃねぇ
お前は、だ尚更俺は、なァ
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40 :
黒崎一護
2011/01/22（土）10:08:36
腰を据えんのは漆黒の空
変わりを告げる陽が昇り
天が命に従うと坐すなら
俺、が先陣を切ってやる
俺の真道は凝塊な闇一夜
如く開ける世の理も足元に
低く緩い縄に縛られる魂
持ち合わせてねぇンだよ
端から貫く先は体が知ってる
貫け、反れるは許さねぇ
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41 :
黒崎一護
2011/01/23（日）17:00:18
>私信 故反転記載
>|VANQUISH|
あんたの初めの綴りは見させてもらってた、過去ながら礼はきっちりとさせてもらう。少しばかり俺の見解が入る事、先に謝っとくな
揺れやすさ溺れやすさ
それも一つの信念の形
執着の元に同じくする
良し悪しは自分次第、
あァ、お相手次第…？
いいんじゃねぇか
曲がる曲がるも道は
一つにしか繋がらず
望むは一つなあんたの歩に
不変な光しか似合わねぇ
…まァあんたの印象の話
愛読の棚に恥ねぇ歩を今後俺も心がけるぜ
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42 :
黒崎一護
2011/02/10（木）08:09:16
白に晒されてこそ存在し
浮き彫りになる黒ならば
そんな世界切り捨てる
淀み無く澄み渡るのは
純度の高いのはそれだけ
誰もが見誤ってやがる
澄み渡り白さへも隔てる
漆黒の本姿が見えてねぇ
灰に染まるそれは所詮
紛う道でしかねぇんだよ
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