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┗2639.猫の飼い犬(53-57/132)
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リロ
53 :
京楽春水
2010/05/11（火）09:36:38
大体毎朝、君より先に起きる。
十四郎のエプロン姿は可愛いんだけどね、
奥さんが台所でごはんを作ってくれてる朝には憧れないんだ。
目が覚めて、隣ですやすや眠る君を一番に見るのがたまらなく好き。
あぁ、十四郎ぐっすり眠れたんだなぁって嬉しくなるの。
起こさないようにおでこにキス。
子猫には水をあげて朝食。ごはんはママと食べてあげてね。
着替えたり何なりの支度を済ませたら君が起きる頃合い。
ベッドで眠る君を、髪を撫でて起こしたら
｢いってきます｣｢いってらっしゃい｣のキス。
そんな朝がとっても幸せ。
ね、十四郎。
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54 :
京楽春水
2010/05/15（土）17:55:43
いついつと
待ちにし人は来りけり
今はあい見て
なにか思わん
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55 :
京楽春水
2010/05/16（日）02:42:37
上のは、良寛というお坊さんの歌。
いつか来るか来るかと待っていた人はついに来た。いまこうして会うことが出来て何を思おうか。
いや、すでに満ち足りて、何も思うことはない。
という意。
十四郎と出会えた。
ずっと待っていた運命の君に。
何を思おうか。
いや、君が居るだけで幸せで、何も思うことはないよ。
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56 :
京楽春水
2010/05/22（土）15:59:10
君に泣かれると弱いんだよねぇ…どうも。
ボク達はほんとに仲良しで、いつも二人でのんびり笑い合ってるのに
ひとつ噛み合わないだけで泣かせてしまった。
それほどボク達にとって、恋人同士にとって大切なものって事かな。
あの涙の償いに、沢山愛させて。
十四郎、会いたい。
はやく会いたい。
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57 :
浮竹十四郎
2010/05/22（土）23:40:20
雨音に耳を澄ます
子猫の肉球を触る
子猫の腹を触る
春水を見送った後、ベッドに戻って春水が寝ていた場所に潜り残り香の中二度寝
盆栽の手入れ
睫毛を撫でる
たんぽぽの綿毛を飛ばす
子供の楽しそうな声
ひなたぼっこ
寝息
背中
笑顔
霞む視界に捉える表情
心臓の音
膝の上
春水
好きなもの
好きなこと
何気ない幸せが沢山。
勿論、その中心にはお前がいて。
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