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106 :
朽木白哉
2010/11/07(日)04:03:22
お前が傍らに居ない事で、私にとっての全てだった二人の時間が一人の時間に変わった。
壁と話しているわけにもゆかず、お前だけに向けていた視野を少しずつだが外へと向けてみては、私では無い誰かが誰かに宛てた言葉でも心を打つは斯様に容易い事なのかと驚愕する。
誰ともしれぬ誰かがそう感じるように、私自身も愛あらば心が温かくなり、哀あらば胸が抉られるのだ。
これ程感受性が強かった覚えも無いのだが、最近は殊更他人の声を聞いた時に心が強く影響される。
嫌っているわけでは無い、このような感覚も悪く無いとさえ思う。
私などまだまだ、取るに足らぬと学ぶ術でもあるのだからな。
お前にとって私は、今、何色の言葉を綴っているのだろう。
恋次に望まれた色なら、嬉しいのだが。
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