ソラユメ - 覚書帳

綴一覧
┗2688.ソラユメ(46-50/50)

46 :小島水色
2014/01/21（火）19:09:29

残ってるものだなぁ。穿り返して見付けた埃塗れの手記。
…此の儘埋もれさせても良かったんだけど。
時の経過を記した此れは、そうだなあ、出来れば最期迄。

思い出したようにつらつらと、徒然と。
僕は相変わらずのらりくらり元気に生きてます。

全ては唯の絵空事。空に描いた僕の夢路。
其れでも描いた此れは確かに掌中に在るから。

…所で、綴りって一体何書いてたっけな。あとで読み返して黒歴史にもんどりうってみよう。

[返信][削除][編集]

47 :小島水色
2015/07/20（月）01:30:42

ハローハロー、聞こえますか、世界へ。
僕は生きて居る。僕は此処に居る。

…キミの軌跡を見付けては軋む、ねぇ、キミは今何をして居るのかな。
元気で在れば良いと思う。幸せで在れば良いと思う。
今更　　　　なんて、どの口が言えるのだろう。

想い出を辿る度にじくりと滲む此れは。
消せないんだ、全部。馬鹿みたいだって笑うかな。
いっそ笑ってくれれば良いのに、なんて、其れこそ馬鹿みたいだ。

…夏は、想い出が多過ぎる。

[返信][削除][編集]

48 :小島水色
2015/09/12（土）17:43:43

夏の終わり。沈むひかりの速さ。
混じり合った虫の声が鼓膜を撫ぜて、頬を掠める夕風はつめたいのに。
ずっと茹るような暑さの中に居た朧気な脳髄。融けてからりと鳴った氷が、壊れた音に良く似てた。

…ありがとう、それから、ごめんね。きっと、此れは無粋なんだろうけれど。
本当、馬鹿だと思うよ。自分で手放した癖に、キミの中に僕が残って居た事を知って、零れた此れは、多分一縷の後悔だ。

でも、もう大丈夫だよ。思い出すのは、きらきらひかる、綺麗なものばかりだから。
前を見て進もう。思い出を経験に変えて、僕は僕として生きて行く。
…願わくは、キミが幸せでありますように。

ハローハロー、世界へ。
僕は此処に居る、此処に在る。
システムオールグリーン。動作は正常。
霞は晴れた。此の脚で何処へでも行ける、何処へ行こうか。

空夢、空に描く夢、絵空事。
翔ぶ事を夢見た醜いいもむし。孵る時は目の前だ。

空色のキャンバスは、此処に在る。

[返信][削除][編集]

49 :平子真子
2017/06/01（木）22:31:15

どないせェっちゅーねん、ほんま。

アー嫌や嫌や、やってられへん。悩むとか性に合わんねんて。
ハッキリシャッキリせぇや、思てても言われへん俺のがシャッキリせぇっちゅう話。

2年、2年なァ、2年て月日は長いなァ。
手放したァ無い気持ちが愛なんか、情なんか、今の俺には判断付かんわ。

よう要らんならさっさと捨ててまえ。なァ。解るやろ。

[返信][削除][編集]

50 :小島水色
2018/01/23（火）22:42:40

例えばの話。
例えば僕が君の手を放したとしよう。
その瞬間、僕は僕の意味を失って、この世に存在することができなくなるだろう。

例えばの話。
例えば君が僕の目の前から消えたとしよう。
その瞬間、僕は僕の意義を失って、泡沫のように薄れ散って消えていくだろう。

とどのつまり何って、君が居ないと息もできないのさ。僕はどうしようもない男だから、君が居ないと生きていけないんだよね。とんだお笑い種でしょう？でもだって、それが事実なの。
ねえ、だからさ。なんだっていいよ、君がそこに居てくれるなら。そこに、僕の隣に。それだけで僕は、僕でいられるんだ。

[返信][削除][編集]

▲|前|次|1-|新|検|書|リロ

[戻る][設定][支配人の部屋]