(A)ideologue - 覚書帳

198 :毒ヶ峰リルカ
2016/07/15（金）21:51:01

>屹度、此処で御祝い出来るのは最後だから。あたしの愛しい騎士。あんたが生まれてきて呉れた今日って日に一枚。

何てことない、三六五か三六六分の一。
いろーんな奴に愛されてるあんたが、中でも一等愛される一日。

あんたはあたしだけのあんたじゃないけど、あんたと出逢ってからあたしは今日の過ごし方を変えた。

今日と云う日に心から感謝して。
去年より叉一段、男･に磨きが掛かったあんたに見蕩れる。

お莫迦だしー、恰好付けだし、餓鬼んちょだし口も目付きも悪い…けど、温かくて、等身大で優しくて、強くて、笑顔が可愛い。あんたが大好きよ。

生まれてきて呉れて、有難う。
あんたって存在を感じ乍ら、暦の巡るのを感じられた日々が嬉しいわ。

ずっと、ずっと好き。
ずっと、ずっと感謝してるわ。

如何か、皆の心の中で永遠に。
あなたが愛し続けられますように。

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おませなおんなのこ。
を、もっとちゃんと、しとけば良かった、と思うことがある。

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今彼の傍に居て思うこと。
待つ時間も、待ってもらう時間も、歓びと幸福せに満ちたもの･に成ったってこと。
見送るのも、見送られるのも、前は迚も怖かったのに。

あたしだけの、世界一可愛い人。素敵な発見をありがとう。

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ふんふふふーん。ありがと、ダーリン。

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…、…。(白眼※女の子)

────

キッチンには飾り気のない黄色い花を置きたい。木目の優しい、小さい、手作りのテーブルの上に置きたい。
草原の中に一つ佇むような家を購った。小さくて、素朴で、あたしとあなただけの秘め事粧いたおうち。

物件を、一つひとつ精査するあなたが可愛くて愛しくて、迚もとっても嬉しかった。

ね、泣くのも笑うのもあの家で。ただいまを聴いて、ただいまを伝える場所。早朝の微睡みと夕飯の匂い。日々に叉一つ、色彩が映えた。

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