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2767.神ツ実
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116 :
藍染惣右介
2011/05/13(金)02:35:25
近頃彼が此の私を赤子扱いして居る様に思う。
否、思うじゃあ無くて、絶対にそうだ。
嗚呼、何にしても大切な彼に此の感謝を伝えるには─…少しでも分かって貰うには、一体如何すれば良いと言うのだろう。
憫笑するしか無い瘋癲な私を、柔らかく温かく…滑らかな天鵝絨の様に、彼は包み込んだ。
此の世に存在する語彙を、一つ一つ鮮明に集めたとしても。
そうしたとしても、きっと。
有難う、大切な私の、真っ白な仔羊。
幾らでも妬くと好い。
餅が焼ける程に熱く焦がせば好いだろう。(笑)
残念ながら私には、君の過去を知る由も無いのだが。
全て、
私が生まれ落ちた瞬間から、今迄の。
君に全てを視られて居た。
嘘の様な本当の話。
千里眼を私は愛してしまったのだね。
> 6/21 3:47
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