神ツ実 - 覚書帳

147 :藍染惣右介
2019/01/20（日）18:56:52

長い長い時間が経った。
余りにも、経ち過ぎた。
此の綴りが本当に私の物なのかも定かでは無い程だ。
だが、『ラム』と書いている以上、きっと此れが私の綴りだと思うのだがーー……、如何だろう…か。

嗚呼、それにしても全く気付かなかった。君も此の場所に来て居たのか。
フと思い立っては幾度か此処を訪れた昨年。君の綴りだけを見に来た。
想い出が沢山詰まった綴りが消えてしまってはいないだろうかとーー気になって。
今年に入っては、君の大切な日にも此処へ。

なのに何故、
今の今まで君の足跡に気付かなかったのか。本当、間抜けにも程がある。

ーーーラム、久しぶりだ。
沢山の変化があったけれど、私は日々それなりに幸せに過ごして居るよ。
当たり前だけれど、互いに話せていない事が沢山有るだろう。

君が如何か此れからも息災であるようにと、心から願って私は居よう。

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