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┗2824.裏腹な現実は刹那過ぎて(31-35/74)
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31 :
グリムジョー・ジャガージャック
2011/02/06(日)09:48:19
俺が存在する意味は、お前が俺の傍に居ねえと成り立たねえ。
ずっと笑って俺の傍に居りゃいいんだよ、お前は。
…そうやってお前は、俺の胸ン中にあるモンを力一杯掴んで離さねえ。
ンなに苦しめて、狂わせてどうすんだ?
…最後の一言は効いた。
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32 :
グリムジョー・ジャガージャック
2011/02/10(木)03:49:19
お前は本当に何でも見透かすんだな。
俺にそういう思考は無ェ。
どっかで完全に信用してやんねえといけねえ、と急いてたテメェが居たのかもしんねえ。
俺ァ嘘は付けねえ質だからよ。
口だけになっちまう事分かってんだから100%信用してる、なんざ嘘でも言えねえ。
だからお前に言われた時、俺ァ無意識にそういう恐怖から未だ脱してねえんだと気付いた。
何時からだったか、どんな言葉も真に受けちまうテメェを憎み、二度と信用してたまるか、と心に決めた。
だが…、そんな俺の隣で何度も何度も紡ぐお前。
信じねえとばかりに足りねえ、足りねえと欲する俺にこれでもかって位違う言葉使って伝えて来やがる。
…十分じゃねえか。
大事なのは今、だ。
今を一番信頼してんだからそれで良いじゃねえか。
…と、お前の言葉でテメェも納得した。
ま、ごちゃごちゃした事ァどうだっていい。
――俺がお前を愛し、お前が俺を愛している事実があればそれで
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33 :
グリムジョー・ジャガージャック
2011/02/15(火)02:49:18
悔しくて仕方ねえ。
幾ら拳握って歯ァ食い縛っても
血ィ出る程に唇噛み締めても
これだけはどうにもなんねえ。
出来る事なら一生――
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34 :
グリムジョー・ジャガージャック
2011/02/18(金)04:15:37
面倒臭せェ。
弱えェな、相変わらず。
未来永劫穏やかって訳にはいかねえのかよ。
…てめえの言葉、忘れた訳じゃねえぞ。
ハッ …しょぼくれ猫、か。
てめえの言う通りだ、畜生。
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35 :
グリムジョー・ジャガージャック
2011/02/19(土)04:10:34
___なんざ、言えねえ。
この状況で言える訳ねえ。
てめえで勝手に膨らませた想像と単なる俺の気紛れに起こる波の底だって事分かってるからよ。久々に来たかよ、この感情。
今更遅せえ。こうなっちまう事くらい容易に想像出来たんじゃねえのか。
俺より遥かに重いモン抱えてやがんのに俺がごちゃごちゃ言ってらんねえ。
そうでなくとも耐えねえといけねえ事くらい分かる。
俺が追い詰められてる場合じゃねえだろ?
考えろ。突然真っ暗闇に閉じ込められた俺ァ先ずどうすりゃいい。
募るばかりで消えやしねえこの感情は何だ。
何故眼から想いが溢れ出す。
__してえのに何故それが出来ねえ。
想いは同じ筈なのに何故行き着く先は_が見える。
如何して俺ァ自由なんだ。
無意識に意味や目的を探すてめえには、そんな簡単に納得出来るような出来た思考は持ち合わせちゃいねえ。
何故納得せざるを得ねえ。
必死に言葉を理解しても結局は、分かってねえ。
分かってる、つもりだろ。
…瞼は重い。
寝れやしねえ。
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