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┗2824.裏腹な現実は刹那過ぎて(61-65/74)
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61 :
グリムジョー・ジャガージャック
2012/09/04（火）22:33:48
夢のハナシ。
目で顔を見て
耳で声を聞き
鼻で匂いを嗅いで
唇で感じ合う
腕で抱き締め
脚で離さねえ
全ての体躯を駆使して
俺は頭から脚の先までお前を支配する。
夢ん中の俺は貪欲で
無限の欲望を追い求め堕ちて行く。
足りねえ足りねえ足りねえ
満たされる悦びを感じると同時に
直ぐに渇き始める欲の塊。
てめえの貪欲さに嫌気さえさす。
………。
───。
こいつは夢なんかじゃねえ、
愛する奴に洗練された、
てめえ自身だと。
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62 :
グリムジョー・ジャガージャック
2012/09/11（火）23:50:17
ぶっ倒れそうになってる時、
その事に気付いてねえ俺に、
ふと静かに。
それが遠く離れた所に居ても、
気付かせてくれる存在、
誰よりも近く感じるお前の力は絶大。
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63 :
黒崎一護
2013/05/09（木）00:29:06
多分、元気でやってんだろ、と勝手に想像巡らせながら、お前の事を考える時間。
相変わらず胸が締め付けられるくらい強ェ想いでよ。
だがこの苦しさ、癖になる。
嫌いじゃねえんだ。
明日も明後日も、この先も、変わらず元気で居てくれれば俺はそれで良いと思ってる。
んな事が言えるようになった俺も大概、成長したと思わねえ？
信じたモン勝ち、だろ。
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64 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/01/17（金）22:47:55
底に居るから、
いつまで経っても重ねらんねえし。
教え込まれたこいつ、
何の変化もねえし。
重ねる気も変わる気も更々ねえけど。
クソ、厄介。
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65 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/05（水）00:37:32
チッ…勝手な戯言に口の緩みを隠せねえ俺も大概だぜ。
あの頃の俺には理解出来なかった言葉、否、正確には理解したくなかった言葉。真の意味、今なら分かる。
そいつは簡単な様で無茶苦茶難儀。どんな言葉ァ聞かされた所で、頭ん中で分かろうとしてても駄目なモンは駄目だ。
それがどうだ、今の俺には自信しかねえ。他人に何と言われようが関係ねえ。
───要は信じた奴が勝つ。
俺にとっちゃァ或る意味イイ時間だったのかもな。
下手な言葉綴るより、お前には。
そっくり其の侭テメェの言葉返してやるよ。何一つ変わってねえって。
強くねえとテメェで分かってるから俺は必死で前に進む事しか考えて来なかった。
後ろを振り返るつもりはねえ。流れた時間を取り戻すつもりもねえ。
此れから同じ空間で互いに前を見据えながら、ゆっくり進んで行けりゃァ上等だ。未来なんざどんなお偉いサンでも分かんねえんだからよ。
自然となるようになんだろ。
あァ。
お前となら永遠に。
───嬉しくて仕方ねえなァ。
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