綴一覧
┗2824.裏腹な現実は刹那過ぎて(65-69/74)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
65 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/05(水)00:37:32
チッ…勝手な戯言に口の緩みを隠せねえ俺も大概だぜ。
あの頃の俺には理解出来なかった言葉、否、正確には理解したくなかった言葉。真の意味、今なら分かる。
そいつは簡単な様で無茶苦茶難儀。どんな言葉ァ聞かされた所で、頭ん中で分かろうとしてても駄目なモンは駄目だ。
それがどうだ、今の俺には自信しかねえ。他人に何と言われようが関係ねえ。
───要は信じた奴が勝つ。
俺にとっちゃァ或る意味イイ時間だったのかもな。
下手な言葉綴るより、お前には。
そっくり其の侭テメェの言葉返してやるよ。何一つ変わってねえって。
強くねえとテメェで分かってるから俺は必死で前に進む事しか考えて来なかった。
後ろを振り返るつもりはねえ。流れた時間を取り戻すつもりもねえ。
此れから同じ空間で互いに前を見据えながら、ゆっくり進んで行けりゃァ上等だ。未来なんざどんなお偉いサンでも分かんねえんだからよ。
自然となるようになんだろ。
あァ。
お前となら永遠に。
───嬉しくて仕方ねえなァ。
[
返信][
削除][
編集]
66 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/13(木)02:03:07
第六宮で唯独り、微睡みの寸暇や傍の温もり思い出しながらお前の綺麗な髪色した此れを抱いて眠る日々。
眠る為に目ェ瞑るだけで不思議と昨日の様に其れははっきりと蘇って来やがる。不安なんざ一つも感じやしねえ、信じていりゃァ何も恐く無かった。
そんな日々を過ごして来ながら、漸く触れられる距離に居るのに、中々触れる事が出来ねえ。欲しいモンは直ぐ目の前にあるってのに。
───何も恐くなかったんじゃねえのかよ
自問自答を繰り返す。
変わった変わってねえ云々関係無く、俺はお前のモンで、お前は俺のモン。
此れは変わりようがねえ事実だろ。
お前を独り占めしてえ。
誰の目にも触れられねえ所で。
───二人のセカイで。
[
返信][
削除][
編集]
67 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/18(火)01:35:28
ハッ、笑っちまうぜ。
何勝手な想像と期待ぐるぐる巡らせて被害妄想も良いとこじゃねえか。
相変わらず面倒臭ェな、クソが。
日を重ねる毎に我儘になりやがる。
欲がどんどん出て来やがって、この間迄は此れで十分だった筈が今度は此れじゃ全然足りねえ。
もっと知り尽くしたくて独り占めしたくて繋ぎ留めておきたくて。
───お前が欲しくて堪らねえ。
思う事全てを現実に出来りゃァこんな所でごちゃごちゃ言う事もねえのになァ。
だが、思った通りにならねえと気が済まねえ俺にとっちゃァ何時迄保つのかテメェでも予測は不可能。
まさに貪欲。
傍に居れるだけで良いなんざよくもまァそんな綺麗事言えたモンだなァ。
否…此れもまた嘘偽りねえ本音の一つ、か
[
返信][
削除][
編集]
68 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/20(木)02:30:08
最初からテメェで分かってた事。
曖昧で適当な決意も一瞬で意味のねえモンに変わっちまった。
…否、それが所謂『覚悟』ってヤツかもしんねえなァ。
上等だぜ。
魅せてやる。
後悔すんじゃねえぞ
[
返信][
削除][
編集]
69 :
グリムジョー・ジャガージャック
2014/02/23(日)01:15:47
餓鬼みてえな事だと控えめにらしくねえ事を言う姿が余りにも愛しくて仕方が無かった。
思い出すだけで口許が緩む。
抑え切れねえ想い
溢れ出て止まらねえ欲望
俺は如何すりゃ良い。
───今宵は孔が疼く
…ぶっ壊れそうだ
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]