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┗2868.赤い赫鰭、髑髏紅金魚。(満了)(11-15/200)
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リロ
11 :
市丸ギン
2011/02/18（金）02:29:28
厭やわぁ。
好いたおひと程、蹴り飛ばして詰りたいと思はるなんて。
ごめんな？
優しゅう出来んくて、
ごめんな？
我が儘ばっかり。
せやけどあんまり放おて仕舞うお兄さんが厭きまへん。
本間は、
傍に居て、繋いどきたい。
惟、そんだけ。
ね。識ってはる？
ひとの骨て、存外簡単に折れて仕舞うんやで。
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12 :
阿散井恋次
2011/02/18（金）11:30:26
>後編集
誘う紫。菫。純朴。
触れるは廃絶。
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13 :
スンスン
2011/02/18（金）21:06:40
>御唄。【極彩調色板御唄】
背中に龍。偶像崇拝。
尾を咥える雌雄蛇、嘘、真似事。
>蜷局。
薄く破れた唇を噛む。
ちりりと走るその痛みが、血が通うを伝う。
蛇腹で砂利を這う。
こ殺げ落ちる皮膚が生きた年輪を示す。
薄い輪郭は、水脹れた悦楽の囲い。
紅い障子に金色御眼目。
御覧になって？
きれいでしょう、
戯れに捥ぎ摘むは空舞う蝶翅。
金属酸化物を混ぜて創造るはきれいなきれいな硝子蝶翅［すてんどぐらす］。
透過光で観るそれが私はどうにも羨ましく、
余りにきれいで、あまりに脆弱。
呑み込んだら私もアレになれますかしら。
膨れる腹に祈りを、
雄でも雌でも無い躯でまぐわって。
穢れない演技りをなさって、
愉悦に靡かない嬌声を。
御祈り下さい。
貴方の雄に蜷局を巻いて、
何より幸せな嘘を
優しく吐いて差し上げる。
私の腹で首を絞めて、潰れた肺の一つを
貴方の愛で
たっぷり埋めて差し上げる。
どうかどうか。
御祈り下さい。
愛していると、
嘯いたら最期。
かみさまになんて為れませんの、
幾ら上手く真似た所で。
所詮堕落を誘う蛇なだけ、
ちりりとしたら零る鮮血。
ほうら、
舌を出したらまたばれる。
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14 :
阿散井恋次
2011/02/18（金）21:08:07
呟。
>1031、
祝いを、
御誕生日。オメデトウ御座います。
アンタが誰より幸せでありますように。
傷つく事や傷むことがありませんように。
手ぶらーしかは気に入りませんが、アイツよりアンタが幸せであることを祈ってます。
御体はどうぞ、御自愛を。
>俺も、ちゃんと幸せですよ。
>ちゃんと、
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15 :
阿散井恋次
2011/02/18（金）21:14:49
結ばれないのを識っている、
其れでも、
5年でも、10年でも。
100年でも、
きっと居場所は消えない。
もし約束が叶うんならいつか。
[こころはいつでもかたわらに]
想いを消すんではなく、俺はきっと昇華させる、
年単位っていったよな？
ちゃんと、心配は不要らないから。
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