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┗2868.赤い赫鰭、髑髏紅金魚。(満了)(51-55/200)
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51 :
ノイトラ・ジルガ
2011/03/13(日)12:54:03
ここからすこしづつ御前を想う辭が増殖える、
気付かれないようにひっそりと、
小さく育む、
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52 :
ウルキオラ・シファー
2011/03/23(水)15:33:18
御前が帰還るのを待ち遠しく想う。
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20110324-07:48
愛しい、と
感じる。
頗る。
御前の唇と、聲と、
指先と。
揺れる濡れ鴉の黒髪、
瞬き少ないその双眸。
俺を喚ぶ、音が。
俺は至極気に入って居る。
頗る。
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53 :
阿散井恋次
2011/03/24(木)20:44:13
舞い散る雷を龍の交尾、
風に靡く漆黒を椿の花、
紅い、
綺麗な世界だな。
あの場所がそうか、
隊長の部屋で拝借した真新しい書籍。
本を読むのも偶には悪くねぇな。
アンタとあの場所に行けたら、とふと思う。
なぁんて。
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54 :
阿散井恋次
2011/03/26(土)21:52:58
>唄う鬼を観た、
>首筋から馨る色香に眩暈がした
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55 :
阿散井恋次
2011/03/27(日)23:44:31
>曖の唄、
>20110328-15:19編集済
灯油の少ない行燈。
仄暗く、何時も目を焼く程の星星の煌めきが足元から巣食われて真夜中を迎えるには僅かに恐怖を覚える。
黒い海と漆黒い空の繋ぎ目が皆目見当も付かない。
元から星を拝むには明る過ぎる場所。
丁度好いのかも知れねぇ。
命が途切れるような感覚で灯が墜落ちる気配に、月が深淵く息を吹き返して微々たる星の軍勢が若い女の会話のようにきらきらと瞬く。
其れに見飽きて障子襖を閉じれば、
部屋の隅に届かない灯に怯えるように影が蔦を揺らす。
指先に燈る温もりがいつもより温かく感じ得る。
それでも俺より低い体温。
筆を走らせて書簡を眺める双眸が時折長い睫を揺らして瞬けば星すら霞む。
俺を観ずに転寝る俺の髪を指先で遊ぶ仕草がすき。
現世であった震災の為に、
最近交わす辭は至極少ない。
蜂で聲を聴くも。
其れでもこの傍らが心地好いのは、アンタの紡ぐ優しい指先の御蔭なんだろう。
眠る間際、アンタの穏やかなこえがする。
日中や直接会話する時には滅多に聞かない、すきだと紡ぐことば。
俺の髪を弄って、
見えない鎖がこんなに心地好い。
睡魔に塞ぐ瞼が憎たらしい、
何時までもアンタを見て居られたらしあわせなのに。
今日もきっとアンタの帰還りは遅い。
アンタが拡げた書籍に塗れて俺が先に寝ていたら、必ず毛布をかけること。
アンタが眠る時は必ず指を繋いで眠ること。
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