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┗2954.幸福は罪の香り(14-18/32)
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14 :
小島水色
2011/08/20(土)18:06:31
月の帰還。只今、我が同胞。同胞(ハラカラ)。今も求めているのか、我が同胞。麗しく歪んだあなたには、屈折した僕がお似合いなようだ。さて、我が同胞。相変わらず崇高な感情を持て余しているのかい。残念だ、非常に残念に思えてならない。あなたの全てが色褪せる程に。
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15 :
小島水色
2011/08/20(土)18:12:34
>>title
・憂鬱な月光
>>本棚
・接吻の刻印 (同胞:僕の愛するあなた)
・風月の友(同胞:美しい君)
・半径俺の、(すごくすごく、すっごく)
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16 :
小島水色
2011/08/20(土)18:16:36
あなたが誰かに微笑みかける度に、心が悲鳴を上げる。迷うなら、あなたを愛する事を戸惑う位なら僕にその微笑みを譲ってくれたら良いのに。あなたの微笑みがあれば、どんな日でも最良になる。あなたの声が聴けた日の、なんて幸せな胸の高鳴り。恋じゃない。これはもっと純度の高い、素朴な感情だ。
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17 :
小島水色
2011/08/20(土)18:21:09
手を伸ばせば、届く距離にある身体を抱き締める事も。指先に触れれば、掴めそうな合間にある手を捕らえられない事も。
意気地無しなんかじゃなく、僕とあなたの関係がそうさせないだけだ。一線が確かに存在していて、それを突き崩せない。悲しいね、胸が張り裂けそうだ。涙の味もしないキャンディは薄荷の香りで僕を満たす。
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18 :
小島水色
2011/08/20(土)22:01:45
羽虫の呟きが聴こえる。可笑しいな、以前は美しい声で囀ずる小鳥だったのに。何時からそんなにも煩わしい音を垂れ流す矮小な存在に成り下がったんだい。汚泥の中でもがき苦しみ、味わう孤独と諦めに彩られ、綺麗なものを貪欲に求めていたあなたこそ、美しい生き物だったのに。
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