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┗2974.夜行(〆)(133-137/142)
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133 :
黒崎一護
2013/05/06(月)23:32:16
大事な奴を支える、心の強さと護る力が欲しい
だけど、今の俺にはそれに立ち向かう勇気が、まだ無い。
力を手に入れても、そこに勇気が無ければ力など
あるだけ無駄。
だから、心の強さが欲しい
>背中は、お前に任せた。
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134 :
黒崎一護
2013/06/03(月)02:03:19
お前が、俺に望む事を聞いた。
驚愕に顎が外れるかと思った…
出来ねえ事はねえけど、本気かよ?
いや、その眼は本気だよな…うん、マジだ
ちょっと、考えさせて下さい。
え?拒否権はねえの?…ウソだろ…
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135 :
黒崎一護
2013/06/28(金)01:50:21
自分でアイツとの間にデッドラインを引き、俺はそこからアイツを見つめている
警戒…、って奴なのかな…わかんねぇ
真摯に
誠実に
共に歩もうと、線を挟んだ状態で差し出された手を
ただ見つめる。
野良犬…なんだよなぁ、俺…
首輪は欲しくねぇんだけどなぁ
溜息と共に、差し出された手を握った。
>さあ、次はどうするんだ?
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136 :
黒崎一護
2013/07/07(日)02:27:37
互いに知っている 「時間は限りがあるからこそ、時間なのだ」と。
有限なのだと、分かっていて…そこで交わす「永久」
ありもしねぇ時間
それでも、その終わりの瞬間までは俺達にとって「永遠」
人の心は変わり易い……だからこそ、新しい出会いがあるんだ
それは、俺自身にも言える事。人なんだ…俺も…例え出自がどうであれな。
>なら、その有限の永久をお前と定めるのも…いいかもしれねぇ…まだ、言ってやらねぇけどな。
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137 :
黒崎一護
2013/08/03(土)18:39:36
変わらないモノなど、ないのかもしれない
薄れて行くばかり、仕方ねえ
人が生きていく上で、それは必要なんだからよ
それでも、心の奥底に沈めた
今は薄れかけ、消えかけている「想い」の残像を掬いだして
その最後の灯の、綺麗な輝きに笑みが浮かぶ
愛しい心の欠片の灯
俺は、今でもお前に会いたい
そう呟く灯を、再び心の奥底に沈める
暗い底へ、ユラユラと揺れながら沈みゆくソレ
おやすみ、と呟いて
俺は、今、大事にすべき相手の元へと戻っていく
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