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┗2979.Hello, my world.(35-39/59)

|||1-||||リロ
35 :小島水色
2011/09/27(火)17:19:51


僕は未だ酷く未熟で、無力。


他人に言われなくたって分かってるよそんな事。
自分以外を背負う器も気概も無いから、無関心を装って心を守るんだ。



>傷付きたくないって思うのはそんなに悪い事?



誰だって不必要な痛みは負いたく無いものでしょう?
痛みを経て強くなる、かもしれないけれど。
痛みの痕は心を醜くする事も有るって知っておいてよ。


(心の反作用)


弱い自分を知って、過大評価をしないのは正解の筈。
出来もしない、叶えられもしない夢現に傾倒するのは誤答の筈。
僕が僕として生き得た解がそう示すから、僕は。




>無価値な夢は見ない。


ただ、ひたすら君に現実を問うよ。

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36 :小島水色
2011/09/29(木)00:04:57



さよならの意味を、知ってる?



>さようなら、は 「左様なら」

「そうならねばならぬのなら」




別れたくは無いけれど、仕方が無い、という意味があるんだって。
他国には無いニュアンスを持つ、それは


>世界で一番美しい別れの言葉。






涼しい風と、虫の鳴く声に誘われて思い出す人がいる。

今の僕を、僕として作った、あの人。


誰よりも、いつだって傍に居てくれた、心の拠り所だった人。
自分の病と闘いながら、心の弱い僕を励まし、勇気付け、見守ってくれた…唯一の人。
あの人が居なければ今の僕は絶対に居ない。


あの日僕の額に唇を押しつけ、僕の手を胸に押し抱いて…さようなら、と呟き去って行くその後ろ姿を、笑顔で見送るしか出来なかった。


(弱虫で、意気地無しで、格好付けたがりなのは今も相変わらず)



あの日あの時の、さようならの意味を知らない僕。


もしも「さようなら」の意味を知っていたなら、少しは違っていたんだろうか。
あの人の背を、追う事が出来ただろうか。



本当は、
本当は…


貴方を見送りたくなんてなかったんだ。
ずっと、何があっても隣に立っていたかった。
貴方の温もりを手放したくは無かったんだ。


(もう、今となっては遅いけれど)



肌寒い秋の夜長、未だ貴方を思い出すんだ。

冷えた両手を包み込む、乾いた大きな掌の、あの、熱を。





>(魂すら差し出して良いと思った、唯一人の人)

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37 :小島水色
2011/09/29(木)22:53:48


>私信 「愛読感謝」
>(ピープルノート/市丸さんへ) 


初めまして。
乱入不可だったから、こちらから愛読感謝を告げさせて下さい。
僕の綴りを愛読してくれてありがとうございます。
市丸さんの滔々とした語り口調、その雰囲気が僕はすごく好きです。
あんまり色んな部屋を徘徊しないんですけど、もし僕を見かけたら絡んで下さいね。

あ、そうだ…市丸さんの綴りを相互棚に並べさせて貰いました。
不都合があったらすみませんが一言お願いします。





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今夜は、夢も見ずに眠れたら良い。

(水底に揺れる魚の見る夢)


.

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38 :小島水色
2011/10/01(土)22:54:49


>あれは、誰?




欺瞞を隠して笑みを浮かべ他者を嗤うのは。

弱さをひけらかして憐れみを乞うのは。

嘘を嘘とも思わず現実に背を向け祈りを棄てたのは。





>あれは、僕。





鏡に映る、それが本質。

(ほら、ね?)


君が思うよりずっと、僕は醜い。

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39 :小島水色
2011/10/04(火)23:53:29


ゆっくり、ゆっくりと唇に含ませていけば良い


>甘く、肺腑まで侵すその毒のような愛で。



溶けて滲んで溢れた先に、爪先を浸して泣けば良い



>貴方が眠る、その時まで。



(僕から貴方へ、重く深い愛を込めて)

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|||1-||||リロ

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