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┗2979.Hello, my world.(55-59/59)

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55 :小島水色
2012/10/25(木)10:41:00


>眩む、熱。

(啄み合うだけ、触れ合う為だけの唇だった筈なのに。)


ふいに、重ねた唇の熱と感触にゆらり、心が揺れる。


>貴方にとって僕は
>僕にとって貴方は


素知らぬ顔で愛を使い捨てるのが僕だった筈、なのに。


>貴方が欲しいと心臓が軋む
>貴方に触れたいと指先がさまよう

噛み合わない感情に、この熱だけが“愛”は嘘じゃ無いと伝える。



(「素直になれよ」…だなんて)

(それが一番難しいんだって、一護、君…知らないでしょ?)



>好き。嫌い。…好き。

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56 :小島水色
2012/10/27(土)18:55:53


>藍の夜空

>朧月を掠めて一本、飛行機雲。


あー…寒い。
11月間近になっていきなり寒くなってきてびっくりだよね。まだ箪笥の中身全部、衣替え済んでないっていうのにさ。

そういえば昼間、獅子舞担いだ子供達がお布施を貰いに僕の家にも回って来てたよ。近所の神社のお祭りだったんだね…すっかり忘れてた。
一護の妹さん二人も可愛い法被姿だったなー……あー、でも。
一緒にいたお父さんの方が目立ってたのは、内緒。



(秋めかしく、秋めかしこむ)



明日も良い天気だと良いな。

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57 :小島水色
2012/10/29(月)00:52:50


春が秋を知らないように、
夏が冬を知らないように、

擦れ違う事すら無いお互いを知るというのは、不可能で。
例え擦れ違ったとしても、そこから知り合うのは奇跡に近い。

友と呼べるようになるには、尚更。


>君と出逢ったこの事象を奇跡以上の言葉で何と呼ぼう。



(僕が持っていない物をたくさん持つ君へ)

(最上の有り難うを)

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58 :小島水色
2012/11/05(月)00:36:51


(明け方過ぎからちらついた雪に、庭がうっすら冬化粧を施されたらしい)


あの人が愛おしそうに目を細めて、そう報告してくれた。

雪が好き。
冬が、好き。

何故、と尋ねれば“温もりを幸せと感じられる季節だから”…と。

僕の冷たい手をそっと包んで、暖めるのが幸せなのだとあんまり素敵な笑顔で貴方が言うから。

(大嫌いな冬の訪れが、待ち遠しくてたまらなくなってしまった)




>冬よ、来い

>早く、早く、早く

>紅葉一枚、散る毎駆け足でやって来ると良い

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59 :小島水色
2012/11/12(月)00:29:56


>眠い目を擦って見上げた空、斑雲の隙間から星が見えた、0時。


何となく散歩がしたくなって、ダウンを着て外に出てみてびっくり。
息が白く濁ったのが、夜目にも分かった。

もう11月も半ば。
あっと言う間にクリスマスが来て、年末から新年へと怒濤の時間の流れが押し寄せてくるんだよね。
あー…啓吾じゃないけど、歳は取りたくないもんだね、ほんと。


今年の僕は、来年の僕に恥じない生き方が出来たかな。



残り一月と半。


後悔は、例え僅かでも少ないに越した事は無いから。




>最後まで走り抜けるだけ。

(僕を取り巻く世界の速度に負けないように)

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