綴一覧
┗2984.流離う欲情(39-43/43)
▼|
前|次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
39 :
浦原喜助
2020/03/07（土）22:22:57
まだ心の何処かにボクの古呆けた感情が閉ざされたまま、ぽつりぽつり滴る血潮のように流れ落ちる涙のようにしっとりとこの手を濡して、…君に差し出す手が汚れている
ねえ
[
返信][
削除][
編集]
40 :
石田雨竜
2021/01/27（水）19:09:50
どうして此処はこんなにも痛みを持って
ここにあり続けるのだろう
身体に刻まれ白く浮き出た古傷のように
もう消え失せたはずの感傷的な痛みを持って
なぜ此処にあり続けるのだろう
[
返信][
削除][
編集]
41 :
浦原喜助
2021/01/27（水）19:13:24
10年だ。
10年。
アナタに斬りつけられた、あのときから10年。
もう古ぼけていいでしょう
もう覚えてなくていいでしょう
いや、実際には、古ぼけている。覚えてなどいない。
けれど確実に、その痛みだけが、その痛みへの恐怖だけがアタシを支配し続ける。
10年か。
どうだっていいッスね
[
返信][
削除][
編集]
42 :
浦原喜助
2022/02/23（水）00:19:14
顔を変え肩書を変え名を変え、
欲情が人の皮を被って流離っていた。
まさか、唯一愛しい人に知られなかったこの筆跡が
永い時を生き続けるなんて、アタシは知らなかったッス。
[
返信][
削除][
編集]
43 :
浦原喜助
2022/10/12（水）00:24:04
四角いモノから流れた懐かしい声に
もうあのときのような元気はないけれど
微かながらに沸き立って、
そしてまたこの綴りに手を伸ばす
皆サン、お元気ッスか？
俄に同窓会なんてモノが出来るんじゃないかとアタシは期待していたりして。
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]