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3002.Love me more **
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18 :
檜佐木修兵
2011/12/13(火)17:13:36
誰かに物書きが下手だと言われた記憶がある。随分昔だった気がする。未だ餓鬼だった頃の話。――…今も餓鬼だとか聞こえねえ。少しは成長出来てるだろ?少なくとも昔よりは。背格好だけじゃなく内面も。
二度と筆を取ることは無えと思ってたんだがな。何か書き留めたい事が有る訳でも無えし、別段特に変わった事も無え。思い出しただけだ。
表現する事は苦手だ。だから自分の事を話すのはもっと苦手。俺の口調が悪いのか話し方が下手なのかは解らねえが言いたい事が伝わらない。怒らせた事も多々ある。
偶に有り得ない想像をする。何度も脳裏を掠めては振り払う。貴方しか考えられない。忘れたつもりだったけど何もかも鮮明に覚えてる。時間が戻れば良いと何度も願った。自分でも可笑しいと思う。今更この言葉があの人に届く訳でも無えし届いた処でどうなる訳でも無い。未練たらしいしみっとも無いのは重々承知してる。臆病で弱いだけの人間だって事も。どうすれば良いかなんてもう自分でも解らない。忘れるしかないのに…忘れられない。ふとした時に、貴方の言葉とか仕草とか癖とか触れ方を思い出す。胸の奥の辺で燻って当分消えない。貴方じゃないと駄目なんです。
物書きが下手な俺がそもそも綴りやるってのが間違いだったんだよな。もう何か色々纏まって無えし。だから此で最後にしようと思う。本棚に入れさせて貰ってるのは其の儘愛読します。
それと俺と彼奴を一緒にするんじゃねえ。俺に浮気は出来ない。今でも阿近さんだけだ。
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