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3005.「もう」
 ┗14

14 :黒崎一護
2011/11/01(火)13:54:55

本当は、忘れたもんにする為に、暫く経って綴ろうと思ったけど。それじゃ自分に都合が良すぎるし、逃げてるだけだなって思ったから…懺悔を此処で。




再び彼奴の傍に居られる事が叶った俺は、何処か優越感に満ちて怠けていたらしい。

そんな愚かさに導かれた不幸な天罰は俺を許す訳では無く、自覚を促すものだったのかも知れねぇ。

(そうだ、俺がしたいのは)

遠慮無く甘えようと―


>だけど

漸く自分で手に入れた幸せを、自分のこの手で壊そうとしていたんだ。

そうじゃない、そんな事望んでない。




嗚呼、もう、本当に。
何で素直になれねぇんだか、俺のバカ野郎。本当に本当に…、好きなのに。


こんな俺じゃ、普通うんざりしたり呆れたり、嫌になったりすんのは仕方無ぇ筈。縁を切っても可笑しくは無ぇ事なのに。

…そうしなかったのは何でだ。



彼奴にとって、俺はどんな価値があるんだ。愛されてると自覚しただけで、それが価値へと比例するのは冗談。



(なんて、優しい人)



この捻くれた態度が直るのはどれ程の時間が要るのか、到底善良されねぇだろうが、厭きずに傍に、居て欲しい…。


ごめん、恋次。

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