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3013.檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。(満了)
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阿散井恋次
2012/02/27(月)13:32:57
>【特別私信】
>2864.mille-feuille
>麗しき俺の幼馴染、(朽木ルキア宛)
俺の支えになってくれた優しいひと。
御前の帰還を識って、いの一番に蝶を放ったんだが…もう宛名が変わってるらしいな。
必要か、否か、数日宛名を残す。まァ気が向いたら、無論飛ばさねぇでも構わねぇ。
惟、礼を言いたかった。
あの日、あの俺が荒れていた時期に手を差し伸べて呉れた方々の一人。
其の中でも優しく真っ直ぐで、自分に真摯かつ辛辣だった御前。御前が離れる時に最後と残した蝶は未だ手元にあったりする。
唐突な最後に俺は驚いたが、御前が決めた事なんだろうと追い駆ける事はしなかったし。
何より俺を見て、俺と…隊長…の話を聞いて気付かされた、と話した御前に同じく俺も強く在ろうと叱咤された気分だった。
有難う。
は俺の台詞だ。
暖かく、優しい辭は御前も充分。
御前が願って呉れたように俺の傍らには、あのひとと同じくらい。あのひと以上と俺を思って呉れるひとが出来た。
俺の祈りもあの日と同じく。
御前の最後の蝶に返事を返すような内容で御前の記憶は覚束無ぇかも識んねぇが…伝えて、置きたかった。
なぁ?、御帰り。
───…御帰り、ルキア。
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