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3013.檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。(満了)
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165 :
シィアン・スンスン
2012/03/23(金)01:53:33
太古い旧い物語を辿るとき。
一枚、また一枚と崩れ墜落ちるような頁を紡ぐ。
嗚呼、そう。
確かに、
確かに此処に、
私は在ったのだ、と。
>引鉄御唄、
夢幻螺旋のように巡る其の瞬間は
幾つかと幾つかの分岐。
手にした縁と、そう在らなかった縁。
事象と現象と後悔も数多詰んで。
途切れた尾を振り返る、手繰り寄せる可くも無い。
私の呼吸は確かに此処に。
如何に毒に爛れて火脹れたとて
蛇腹を脚には換えられぬ。
いとしい、いとしいと。
愛して憎んで、分岐を毟らねば為らぬ。
此の身はたったのひとつきり。
歩む路も、此の肺も。
みたされる、
充満たされる。
飽和たされる。
>夢為らば億と観た、
>輝かしいものも、あかいあかい返り血も。
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