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3013.檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。(満了)
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ノイトラ・ジルガ
2011/11/11(金)00:01:46
>御前の好きな所、【初めて】
御前との出逢いを初夜と譬えた。
其れは戯れ。
初めは、
其れが其のもの、御前とは初めてを沢山した。
本当に沢山のこと。
大概は痛むことだってのは御愛嬌だが、ああして惨めに崩れる俺を悦いと傍に寄せたがる奴は本当に奇特だと思う。
>御前から貰った初めて。
【二人】御前とテスラ、そうして愛され虐められること、
【棘刺し】触手に塗れて串刺し、
【金属針】電撃に悲鳴、
【嘔吐、吐瀉物。】複数の眼に触れて、崩れる、
【赤と白ヰ姿。】俺があのひとの姿で受け入れるなんて考えもしなかったんだよなァ。
【怯】あの夜、独りが、揺れが、泥濘む大地が心底と恐ろしく、反面。御前の心配する聲にこころの場所が揺れた日。
【白ヰ寝室】病の床で帰還りを待つ、深夜帰還が常だった御前が恐らく夕餉の後に俺の傍へ来て呉れたこと。
病室での背徳。
【罪悪感】御前をすきになって、良心の呵責ってのを、
【眩暈。】もう一人の御前であり白ヰ成り形の蝶々に、俺は足許を掬われて。今までして来たことの皺寄せが来たのだと思った。御前は責めない、問い詰めることもしない、そう決意したのが至極辛かった記憶がある。
俺を選んで欲しい、そう心底願った。
【吐露。】あのひとの存在を御前に明かす、
初めてのことだ。
保身より先に御前には真摯に有りの儘で居たい、と。
最悪の結果でも構わねェと思ったんだ。
そう思う位ぇ、多分御前がすきだったんだよなァ。
【白ヰ姿からの小刀】この世界でそうした辭を貰うのは初めて、是と応えるのも。
【綴】毎夜毎晩と辭を交わして、溢れんばかりに綴りまで綴ってくれること。
【ピアス】妄想はしても実際穿ったのは御前が初めて、
【宮】2人だけの、
【姿】増える一方、幸せの数。
【女】愛を語る、愛に応える。
【切断と破戒】四肢を奪われても御前が悦い、
【兎と子猫】我が子のように可愛い、
【双子】俺と俺が御前を挟んで、
【女王】下僕に弄られんのは初めて、こんなに傅かれるのも。
【手を繋ぐ】冷えた指先を拾ったり、拾われたり。同じ寝台で寝顔を見せるのも。寝起きの悪さを見せんのも。
【月蝕】蝕まれてんのは俺、
【虐待】受ける側から始めて攻めに転じるのは始めて、
【満】こんなにも充足感を覚えるとは思ってもみなかった。余所見をする暇も隙も、
もう御前以外には反応しねぇんじゃねェかとも思う位。
実際御前が在るだけで大半のことが満たされてる。
こんな風に穏やかな時間も、甘ったるいのも、酷く嗜虐的なのも。丸ごとの御前が愛しいから。
初めての羅列は拾い切れてねェかもしんねェし、今後も恐らく増えるとは思う。
其れがなんとも甘酸っぱくて幸せなんだよ。
一緒に拾ってけたら好い。
いつも隣に御前があって、零すのも拾うのも広げんのも一緒に。
御前が好きだ。
こんな風に、
出来る限り長く御前に聲を届けられりゃァ好い。
>_____、ウルキオラ。
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