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3046.花影
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159 :
檜佐木修兵
2013/02/23(土)02:55:44
俺がクリスマスプレゼントにあげた猫一式装備。何度か付けられた猫耳カチューシャは見慣れたが、肉球付きの手袋も装着した愛しい俺の恋人は…とてもとても可愛い。
だから思った通りの言葉を口に乗せる。
『可愛い』
『何時もの通りにしとるだけや』
相変わらず照れ屋だ。
もう一度告げたら悔しそうに仕返しを目論むギン。本当に負けず嫌いになったなと自然と緩む口元。
此処までは割と俺が優勢?だった。
次は口調だと、いつぞやで半端ない破壊力だった猫語をもう一度喋っちゃ貰えねえかと頼む。勿論ギンが簡単に頷く訳が無い。条件は、俺が『可愛い』と口にしねえ事。
俺は承諾するが、何枚も上手なギンにあんな事やこんな事をされて、結局は口にしちまう。こうして、受けるべきものが増えた。
俺が受けるべきお仕置きは、あと三つ……。
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