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┗3056.鎮痛(26-30/63)
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リロ
26 :
阿近
2012/04/18（水）00:59:00
此の綴りは消さずに遺して置く。貴方への恋慕は無駄じゃ無かッた、貴方を想って泣いた夜すらあぁそんな事も有ったなと思える程度に傷は癒えた。
何事も経験、成る程其の通り。
貴方のお陰。貴方を想って居たから得られた物がある。あの夜の事も、後悔して無え。貴方の体温を忘れる事は無えだろう。全て総て大切な記憶。
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27 :
阿近
2012/04/18（水）01:32:39
綴りが途切れた日から色々と事が動いた。あの人の気持ちも俺の精神状態も、並の状態に無かッた。何処で何が有ッたかすら思い起こせ無え。唯唯簡単に、関係が終わって仕舞った・そンな気も為る。
…暗い話為てもな。
あの人繋がりだッただろうか。何処で繋がッたか判ら無えが、出逢ッて仕舞った。落ちる所迄落ちた俺を引ッ張り上げンじゃ無く、漬け込む訳でも無く、純粋に真摯に想いを呉れたあの人に。俺が何気無く掛けて居た言葉を励みにして居る、俺が居る事で頑張れる、と、唯存在して居るだけなのに救われたとも言われた。尽くそうと思って為てたンじゃ無え、下心もきッと無かった。其れなのに｢沢山｣の中から｢俺｣を選んで呉れた。眩しかった。あンたの周りには何時も人が居て、愉しそうに為て居る姿も見て居たから。弱い部分を支えて欲しい・何て予想の斜め、否、斜めに突き抜けた位の衝撃。比べる訳じゃ無えがあの人の不器用な愛情表現の後のあンたの真ッ直ぐな言葉はしがみつきたく為る程に魅力的だッた。嗚呼此奴に甘えちまおう・何て思う位な。最低な思考。そうし無かったのは、出来無かったのは俺が成長為たからだと思ッていいのかもしれねえな。
ま。くッついたンだが。……あンたは忙しい人で環境も変わッたばかりで、決して満足為たとは言え無え日が続いて居るが毎日届くあンたからの想いは俺には勿体無え程綺麗で、涙が出そうな程愛しいもので、気付いたらあの人との傷には瘡蓋が出来て居た。あンたッて薬があッという間に傷を塞いで、負の感情すら散らして呉れて居た。感謝しても足りた気がし無えよ。だから俺は一途にあンたを想う事で応える。毎日毎日毎日、あンたが好きだと伝える。
何時か、憚らず人前でもあンたへの愛を叫んで見せよう。今は未だ、甘えん坊なあンたを独占為てえンだモン。愛しくて愛しくて、堪らねえ。
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28 :
阿近
2012/04/18（水）13:12:52
｢男だから｣と弱い部分を隠すあんたも嫌いじゃ無え、寧ろ男前だと思う。だけどよ、落ち込んでるあんたを他の野郎が慰めてる姿見て穏やかで居られるとでも？
弱え部分も甘えん坊なあんたも引ッ括めて愛すッて言っただろ。言え無えなら言える迄待つ、何時でも帰って来て呉れ。
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29 :
阿近
2012/04/19（木）08:09:14
解ってる。
此れはあんたの問題で、俺に出来る事は何も無え。唯お帰りと抱き締める事しか出来ねえ。情けねえのは俺の方。何時も何時も与えられるばかりで、あんたに何が出来て居るかと訊かれたら首傾げたく為る様な・其の程度。だけどあんたが甘えて呉れンのが判るから、見え無え振りして愛を吐く。
俺が居る事で強く為れる、ッてあんたが言うなら其れを信じて隣に立つ。あんたが倒れちまわねえ様に、隣で、側で、支えたい。
踏ん張れよ。踏ん張って、其れでも辛いなら俺が全てからあんたを守る。
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30 :
阿近
2012/04/24（火）04:53:28
好きで好きで好きで、
幾ら吐いても治まら無え
何処でこう為ッた
惚れッぽく無え筈
傷だって深かった
其れなのに
あんたの一途な愛が
あんたの求める声が
堪らなく愛しくて
其れが俺だけで在れ・と
願う程にあんたに惚れ込んでる。
戸惑ってるのは俺自身
日に日に穏やかに
だけど燃える様に
あんたを好きに為ッていく。
甘えてえ時の癖も解った
強がりな部分も見た
あんたの笑う声が好きだ
甘えて呉れるあんたが愛しい。
抱き締めてえよ今直ぐに
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