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3060.泡沫の恋
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128 :日番谷冬獅郎
2013/02/06(水)23:38:22

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

>耐えるお前にむらっとした日
>(真顔でさらりと←)


………
我慢してたのか。
予想外の返答に驚いたが、お前はお前で全く連絡しなかった事にかなりの罪悪感を感じてたんじゃねェかと。それを伝える前に触れちまうのを躊躇ってるように見えたな。妙なところで律儀っつーか…。

それが嫌な筈がねェ。寧ろ喜びを感じた。それだけ大事にしてくれてンだと。だから余計に触れたくなった。今、目の前に居るお前の全てに触れて確かに戻って来てくれたと確かめてェと。

辿る指先も、唇に感じた熱も、幻じゃねェと安堵した。同時に信じつつも疑いが頭を擡げた己自身を恥じた。お前は何処にも行っちゃいなかったな。

…おかえり、一護。
やっと言える。

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