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3060.泡沫の恋
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162 :
阿近
2015/08/03(月)22:40:49
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
>幾年
経ちましたかね。
あの御仁と出会い、別れてから。
結構な年月が経っちまってる気ィしますが、思えば随分と可愛がって貰ったかと。
組み敷く側でも、恰もデケェ犬がじゃれてる様だと、
含み笑いしながら手招いて、俺の全てを受け入れて。
時の流れは容赦なく、細々としたアンタの姿形やら思い出やらを忘却の彼方へ押し遣っちまいましたが、どうやら手の感触だけは俺の心に、身体に、遺っているようで。
もう、思慕の情じゃァねェが。
アンタの綴りが、
流れ去った、機に。
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