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┗3075.桜心中.(24-28/48)
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24 :
朽木ルキア
2012/04/16(月)13:16:51
籠の中で羽を落とした白き鳥。
其の生は幸福だったのか否か───
私は幸せだと思うのです。
囚われた籠の鳥は、
外では生きる事が出来無いのだから。
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25 :
毒ヶ峰リルカ
2012/04/16(月)13:26:10
【白雪ノ慧】
誰にも気付かせない。
誰にも触れさせない。
此れはあたしの総てで護ってみせる。
抱いた縫い包みは傍らの蝶に隠して
時が過ぎる事を只、待ち望む。
道を違えたアンタに縋るなんて有り得ない。
────万象の摂理。
総て 総て 全て
あたしが此の手で護り抜く。
其の為だったら、
神に背を向けても構わない。
壮大な計画でしょ?
誰にも邪魔させはしないわ。
期は満ちた、──覚悟為さい。
.
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26 :
朽木ルキア
2012/04/16(月)13:26:29
飼い殺し為らば、
此の卑しい想いも亦
救われるのでしょうか。
然し、無惨にも鍵は開き
傍らの鳥は飛び立ち、羽根を堕とす。
貴方の傍で朽ち果てるのであれば
私は本望なのです。
穢れ無き御姿を瞳に写し
私は貴方の傍らで、只静かに。
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27 :
卯ノ花烈
2012/04/16(月)13:26:55
今宵は私が戴きましょう。
散り逝く桜樹は其れ故、
儚さを身に纏い消え往くのです。
翳りに映る其の儚姿は
艶然と笑む彼女の様で。
緋に灯すは幾千の宴
───千本桜、
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28 :
朽木白哉
2012/04/16(月)13:27:39
卯ノ花依り手渡された書物。
【紫銀】
雷鳴響く邸に兄は佇む。
私が呼ぶ声さえ届かぬ其の辺
彼の少女は酷く脆い。
兄が護らずして、誰が護るのだ。
此方へ戻り今一度、噺をせねば為らぬ。
彼の少女は兄の一部であろう。
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