綴一覧
┗3075.桜心中.(26-30/48)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
26 :
朽木ルキア
2012/04/16(月)13:26:29
飼い殺し為らば、
此の卑しい想いも亦
救われるのでしょうか。
然し、無惨にも鍵は開き
傍らの鳥は飛び立ち、羽根を堕とす。
貴方の傍で朽ち果てるのであれば
私は本望なのです。
穢れ無き御姿を瞳に写し
私は貴方の傍らで、只静かに。
[
返信][
削除][
編集]
27 :
卯ノ花烈
2012/04/16(月)13:26:55
今宵は私が戴きましょう。
散り逝く桜樹は其れ故、
儚さを身に纏い消え往くのです。
翳りに映る其の儚姿は
艶然と笑む彼女の様で。
緋に灯すは幾千の宴
───千本桜、
[
返信][
削除][
編集]
28 :
朽木白哉
2012/04/16(月)13:27:39
卯ノ花依り手渡された書物。
【紫銀】
雷鳴響く邸に兄は佇む。
私が呼ぶ声さえ届かぬ其の辺
彼の少女は酷く脆い。
兄が護らずして、誰が護るのだ。
此方へ戻り今一度、噺をせねば為らぬ。
彼の少女は兄の一部であろう。
[
返信][
削除][
編集]
29 :
朽木ルキア
2012/04/29(日)03:00:15
白き鞘に剣を以て、
今貴方に解き放つ解号。
断ち切る記憶が私を苛む
然し其れは正しき苦しみ。
故に私は往かなければ為りませぬ。
─────舞え、袖白雪
.
[
返信][
削除][
編集]
30 :
卯ノ花烈
2012/05/01(火)09:08:13
【桜蘂降る】
春浅し、時は過ぎたかと思いましたが
未だ冷える宵が続く様ですね。
佐保姫は今年、随分とお休みのご様子。
あらあら困りましたわねェ。
春の驟雨続きで、いけませんね。
然し其の春時雨が美しいのも亦確か。
斯うして外を眺めて居ると
日々の雑務を暫し忘れてしまいそう。
>隊長っ、十一番隊の皆さんが…!
……花太郎、放っておいて差し上げなさい
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]