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┗3094.五足歩行(81-81/81)

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81 :ノイトラ・ジルガ(乱入)
2016/04/03(日)04:12:34

>手向けの言葉
俺は相変わらず、此所で息をしてる。

>I LOVE YOUバトン



>その昔、「I LOVE YOU」を夏目漱石が『月がキレイですね』と訳し、二葉亭四迷は『わたし、死んでもいいわ』と訳したと言います。さて、あなたなら「I LOVE YOU」をなんと訳しますか?もちろん、「好き」や「愛してる」など直接的な表現を使わずにお願いします。





『どうやら、俺の眼窩は…テメェ以外に満たす事は出来ねェらしい。』

なンの捻りもねえド直球の言葉。コノ意味は云わずとも、同じ孔を持つテメェなら判るだろ?
当たり前の様に内在していた筈のソレを死して一度失い、引き換えに得た力。独自の進化を重ね、個を勝ち取り切り開いた先に待つ更なる高みに昇ったアノ日々…最高に充実した。虚栄の色彩。

そンな、血に濡れた高揚に溺れてた日常を
ブチ壊したのはテメェ一人。

莫迦らしいと、不必要だと。
何度も自分ェに言い聞かせて素知らぬ振りを決め込んでた…あァ、本当に俺は莫迦だったぜ。

今だから云える、本音。
テメェ以上に本気になってた。本気で夢中になって、本気でココロを奪われた。
いや、ココロは端から無ェのに可笑しな話……なら、喪失した情を持たせたのは紛れもねえ、お前だ、
>グリムジョー。
こうして縁が切れて暫く経つってのに、引き摺るような孔の痛みがソノ証明。熟、救いのねえ話。





ホンの一時と云え…献身的に、純粋に、健気に尽くしてくれて有り難よ。感謝は尽きねえ。

唐突に、眼窩から溢れる朱はココロの痛み。同時に甦るアノ頃に、どうしようもなく……救われる。

>想い出と、心を此処に
何時迄も
永久に
>傍らへ遺す

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