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3103.呵々大笑
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ノイトラ・ジルガ
2013/08/24(土)15:17:58
>──────蟲の観た夢。
灰塵色と生温い媚肉色の白昼夢。
随分と欲求が溜まッてらっしゃる。
摯実な従属官に相手でもと思ったが軽くいなされた。
書物の整理だとかで宮には戻って来る気が無いらしい、大した忠臣だ。
ァ呼、此処数日真面目に任務なんぞ当たってたからか。
聞き分けの好いフリなんてするモンじゃねェな。
体に毒だ。
(虚が毒か、笑えるな)
毎度御前が苦労する此の身長が御前よりちっとデカい位ェ。
(其れでも御前のがチビだったがな、)
首を絞殺められて、酸素の供給を留めたら片方の視界に砂白。
剥がされて、僅かな拍動すら痛むような。
背後から、
確かに御前の微温い体温と呼気。灼熱、
ァ呼、…嗚呼。
暫く辿ってねェ、辭やら聲やら…ひっぱり出す事すらしてねェってのに。
確かに御前の指や翡翠を感じる。
(ナカに深淵く埋まる感覚。)
(すっかり馴染んだアレのカタチ。)
(襞ごと抉るような、)
(伏してる意識に、確か)
(肉が解体かれる)
御前の聲が射抜く、
絞殺める。
(虚無の根底、残滓の降った澱に)
(凶悪な白い悪夢)
此れは夢か、
自慰行為か、
(────虚脱した昊、見上ぐ濡れた御前)
(虚孔んナカまで悦過ぎてトんじまう。)
さァ、名前を呼べよ。
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