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3104.六腕、一眼
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5 :
テスラ・リンドクルツ
2012/04/27(金)00:46:06
>二夜目
(誓・征・性約)
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その日は、宮に珍しい人物が訪れました。
理由は実に単純で、
>決闘
のようです。
ノイトラ様も愉しんでおられたようで、僕も嬉しい限りに御座います。
無謀な判断力も時として役立つようです。
>当然後始末は全て僕任せ、
………
いつもの事、です。
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まさか、と目を疑う光景。実に珍しい物を見ました。
>ノイトラ様が、他の者と湯に浸かっておられる。
(思わず激写してしまった事は絶対に口外出来ません、死ぬ迄、)
ノイトラ様が最近目に余る程に上機嫌である理由はきっと、
細やかながら、僕からの感謝を込めて御礼を
したつもりが、
ノイトラ様の機嫌を損ねてしまったようで…
>彼に合掌を一つ、
>(この頃から、大方の事を察しました。漸く、ですが。ノイトラ様の一喜一憂の変情全てが一つを起点に回り始めていた事に。未熟な従属官で申し訳ありません。)
そんな変化とは裏腹に、子供のよう邪気無く彼を振り回されるノイトラ様に思わず苦笑してしまいました。
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>ニャアニャア。
実際はもっと艶かしい卑猥な声でしたが。(笑)
ノイトラ様が御希望で御作りした部屋。様々な玩具を取り揃えた、
(陵辱部屋。)
下よりあった部屋でしたが、最近使われていなかった一室。だったのですが……、
実に見物、でしたね。
>何が?
勿論、彼の快感に濡れ浸る顔が。
(鏡の前に両脚を開き全て晒した屈辱の姿勢。勃起を萎えさせる事無く汁を散らしノイトラ様に様々な玩具で虐め抜かれる姿は圧巻でした。いや、それよりも…彼があんなにも肉欲に惰弱で溺れ易いだなんて……雌猫のように強請る姿は実に、意外でしたね。)
ノイトラ様に自ら身体を差し出す辺り、相当気に召されたようです。雌の扱いに。
(実に、被虐嗜好の厭らしい体質だ。)
※余談ですが、まぁノイトラ様の御趣味が多種豊富に詰められている部屋で…当然仕掛けが無い筈はありません。あの鏡だって、わさわざザエルアポロ様に御所望したマジックミラーだった訳ですし、壁に埋め込まれた監視カメラが作動していたのも当然の事です。
……そう云えば、
>彼はその事を知っているのでしょうか?
(痴態全て包み隠さず記録され、僕に処女を奪われる瞬間を真正面から見られていた事を。)
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>本日二度目の激写!
大変です!
ノイトラ様が、
あの非情で無慈悲な鬼畜外道の極みであられる極悪非道のノイトラ様が、、、
自ら後始末をなされていらっしゃる!!!
>(嗚呼、まるで子育てに奮闘する父親のように困惑する姿がなんと愛らしい。)
僕は知らない、
(ノイトラ様も知らない。)
>きっと、これが優しさと言う物。
(酷く柔らかに輪郭を縁取る手付きは、僕の知るノイトラ様ではなかった。)
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