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┗3150.愛しさ余って憎さMAX(11-14/14)
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リロ
11 :
毒ヶ峰リルカ
2012/08/06(月)22:14:29
ダメな所も愛して欲しい
なんて、どだい無理な話だわ。
>あたしはあんたのママじゃない。
あたしはあんたのダメな所を受け入れてるように見えるけど、本当は違うわ。
愛しているから許してあげるとか、愛しているなら許してくれるはず、なんて甘い話。
あたしは愛によって猶予を与えているに過ぎない。
愛を過信してその上にあぐらをかく男は、そのうち愛に手痛い仕打ちをうけるでしょうよ。
>あたしはあんたのママじゃない。
生憎と、甘くて優しいだけの愛は持ち合わせが無いの。
あたしの愛が欲しいなら、痛い目に遭う覚悟を決めてちょうだい。
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12 :
毒ヶ峰リルカ
2012/08/09(木)09:33:38
>あの頃あたしは空を飛べたの。
今は見上げる事しかできないこの空を高く飛べたの。
いつの頃からか、「所詮こんなモン」「まあこの程度」なんて勝手に限界を決めて自分に足枷を括り付けるまでは。
あの頃は些細な風にも舞い上がって、どこまでも吹かれて飛びそうな自分自身を頼りなく感じたもんだけど。
不思議ね。今になってみると、無謀で怖いもの知らずだった頃を羨ましく思うの。
恋愛だってそうよ。
後先考えて恋をした事なんて無かった。
好きだから傍に居たい、ただそれだけで良かった。
何の保障もなくたって、それで怯んだりなんてしなかった。
時間にしろ人にしろ、過ぎ去ってしまったものはいつも甘い。
目の前のほろ苦い現実も、過ぎ去ってしまえばいつの日か時間という砂糖水が甘く溶かしてくれるのかしら?
ねえ
>あの頃あたしは確かに飛べたの。
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13 :
毒ヶ峰リルカ
2012/08/16(木)00:23:34
偉いわ。よく戦ったわ。
あんたって強いのねぇ、頼りになるのねぇ。
おいで、疲れたでしょ。
あたしの腕でお眠り。
>褒めて自信を持たせてあげる事。
>要所要所で甘やかしてあげる事。
男ってホント面倒くさいんだから。
そこが可愛いんだけどね。
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14 :
毒ヶ峰リルカ
2012/08/22(水)23:39:11
あんたは消えた。
あたしが消した。
もうあたしの世界のどこにも、あんたが存在する余地はないの。
だから例え、明日の朝いつものコンビにであんたにそっくりなヤツと鉢合わせたとしても、それはあんたじゃない。
馴れ馴れしく「よぉ」なんて話しかけないでよね。
まずは「始めまして」から、でしょ。
そっちが先に名乗った、だからあたしも渋々名乗る。
当たり障りのない話を少しして、その日はそれでお終い。
そうやってまた一から始めましょ。あの日みたいに。
あんたは消えたの。
だからもう、明日からのあんたはあんたじゃない。あたしもあたしじゃない。
織り重ねていった先であんたが誰になるのか、あたしが誰になるのか、そんなのまだ分かんないわ。
>新しい物語の始まり
あんたはもういない。あたしすらもういない。でも寂しくなんてないわ。
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