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3232.Premier Rendez-vous
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5 :
井上織姫
2013/05/11(土)18:21:55
あああああ……。
どこかに穴は無いかなぁ。
あたしがすっぽり入れるくらいの大きな穴。
無かったら…やっぱり自分で掘るしかないよね。
どうせ掘るならあたしサイズにぴったりに!
誰か手が空いてる方、上から土を掛けてくれませんか。
勿論空気穴が必要だから…竹筒でもくわえます。
反省の意味を込めての穴籠もり。
嫌われてないかな、とか。
ああまた可愛くない事言っちゃった、とか。
とにかくあたしは空回り。
それはもうぐるんぐるんと。
本当にあなたの事が好きなんです。
想うだけで鼻の奥がツンとするくらい。
想うだけで地に足がつかなくなるくらい。
……空回りはここが原因?
空回れば回るほど、あなたには近付けないのにね。
うん、やっぱり穴掘ってこよう。
それでもって、あなたがくれた言葉を思い返して、穴の中でニヤニヤしてこよう。
……もちろん、反省もします。
スコップはどこだったかな。
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