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┗3312.月の欠片とうさぎの泪(1-5/6)
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1 :
雛森桃
2014/07/26（土）01:40:26
ちいさなちいさな魔法の言葉。
かわいくなりたくて手を伸ばしてみる。
そんなわたしの細やかな毎日
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2 :
雛森桃
2014/07/26（土）01:44:58
あなたはだぁれ。
わたしはなぁに。
誰も知らないひとりぼっちでわたしは足を切り落とすの。
遠い世界のあの人に焦がれても、足があったら追い掛けてはいけないもの。
だってね、あの人は海の底に月の煌めきを見つめながら沈んじゃうんだよ。
知ってた？
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3 :
雛森桃
2014/07/26（土）21:33:44
ここはどこ？
あなたはいないの。
知ってる。知ってた、知らなかったのは──。
手を伸ばしたその先に貴方の姿は見えないよ。
それで良いの。
だって貴方とわたしは出会ってはいけない運命だから。
この先もずぅっと、貴方とわたしは出会わない。
言霊って、信じますか？
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4 :
雛森桃
2014/07/26（土）21:40:23
小鳥の鳥籠
「隊長、今晩は。雛森です」
薄い戸の向こうに微笑む貴方がわたしの永遠の憧れ。
「もう君の隊長じゃないよ」
いやです、うそ。そんなの、だって。
本当は分かっていました。分かっていたけど解りたくなかっただけです。わたしの気持ち判ってもらえますか？隊長…たいちょ、───。わたしをおいていかないで
月の微睡みに瞳を閉ざして漆黒の闇に心を捧げる
たとえそれが運命から目を背ける事だとしてもわたしは
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5 :
毒ヶ峰リルカ
2014/07/27（日）23:00:54
ねぇ一護。一護ってば。
あたしのこと忘れちゃった？ねぇ、
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