戀綴り - 覚書帳

綴一覧
┗3332.戀綴り(36-40/61)

36 :ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
2016/07/30（土）00:59:41

怖がりな貴方と怖がりな私だから、何度も何度も擦れ違って仕舞ったんでしょう。怖がりなのは相変わらずだけれど、安心しなさい、貴方の手を離すつもりは無いの。言ったでしょう、来世でも貴方を見付けるって。こんなにも私に爪痕を残した貴方から離れられる訳が無いんだから。

――…貴方が朝一番に此れを見て少しでも気持ちが晴れます様に。

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37 :グリムジョー・ジャガージャック(乱入)
2016/08/10（水）20:48:14

永遠を、未来を怖がってんのテメェの方なんじゃねぇのか。
俺は何も怖くねぇ、テメェが居てくれるからだ。

だから、怖がるな。

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38 :ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
2016/08/11（木）20:42:27

貴方には敵わないって何度も思い知らされるの。

…怖いわよ、何時だって。永遠を望みながら、何時か自分達の意思とは別のもので引き離されて仕舞う未来が怖いの。そんな人達を沢山見て来たもの。自分達が例外だとは思わない。

それでも貴方とならって思って仕舞うの。願って仕舞うの、永遠に続く未来を。
…こうして貴方が沈む私を引き上げてくれるから、願うだけだった未来を信じられるの。

有り難う、もう怖くないわ。貴方が居てくれるからよ。

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39 :ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
2018/01/19（金）00:23:03

弱気になるのは私の駄目な処だわ。

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40 :朽木ルキア
2018/09/01（土）22:02:01

生きろ、と云う言葉は狡い。自分勝手に死ねぬでは無いか。置いて行った癖にひとりで生きろと云う言葉にずっと縛られて居る。…私は多分今も拗ねておるのだ、ひとりきりで置いて行かれた事を。悪足掻きの生、だったか。ずっとひとりで悪足掻きをしていたけれど、私の命はもうお前のものでは無いのだ。私の命は私のもので、彼奴のものだ。だから幸せを願われる所以は無いのだ。

ひとりきりで泣いておった雛はもう居らぬ。雛は親元を巣立つものだろう、──…息災で。

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