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┗3340.蒼空(12-16/45)
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12 :
日番谷冬獅郎
2015/06/09(火)21:45:49
飛べる筈の羽根はもう手元には無えんだ。
数年前に、全て失くし、掻き集められたモンはほんの一握り。
此処へ戻る術も、其れなりに苦労と躊躇いは在った。
其れでも何故か帰りたくなったのは、今在る手が懐かしさを感じさせたからなんじゃ無えか、と。
繋いでも雲を掴んでるような手、
あの頃じゃ想像も出来無えくらいの許容、
…――何でだろうな、そんなどうしようも無え状況すら愛しく思える程、俺は狂っちまったのか。
止めりゃ良いものを…。
同じ轍を踏まない為に、今一度、掘り返してえ思い出を見付けた。
……一体俺は何がしてえんだか、自分でも見失いそうだぜ。
.
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13 :
日番谷冬獅郎
2015/06/09(火)22:42:26
遠慮なんざ、らしく無えだろ。
…未だ其れが抜け無えのは、唯、臆病なだけ、か。
正直、不安で堪ら無え。
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14 :
日番谷冬獅郎
2015/06/12(金)19:22:34
待つのは慣れた筈なんだがな。
無性にお前に逢いたくなるのは――…。否、考え過ぎか。
此の時期は仕方が無えとは言え、堪え性が無え手前ェに嫌気が差す。
.
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15 :
檜佐木修兵
2015/06/16(火)21:18:52
早く、早く、と願う。
…水無月が来なければ、お前はまだ笑ってたのか?
こんな理由で移り行く季節を先急ぐなんざ、初めてだ。
サン、アンタに逢いてえよ。
.
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16 :
日番谷冬獅郎
2015/06/23(火)03:24:29
嗚呼、矢張りお前と過ごす刻は俺に幸を与えてくれる。
微温湯に浸かってても、直ぐに逆上せちまう。そんな感じ。
文月が待ち遠しいぜ。
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