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┗3360.出発点(2-6/10)
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2 :
檜佐木修兵
2015/11/29(日)13:36:01
綴り主:九番隊副隊長 檜佐木修兵
用途:主に日常・心情語り
注意事項:誹謗中傷禁止・乱入不可・ブランクがある為に日々精進中
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3 :
檜佐木修兵
2015/11/29(日)13:36:17
予備地
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4 :
檜佐木修兵
2015/11/29(日)13:45:17
手持ち無沙汰になると、ふと思い出す顔が幾つかある。
未練だとかそんなもんは皆無だが、元気にやってりゃあ良い。そう思えるくらいには俺は前に進めてる。
多忙さに足が遠退いてしまって以来、机の引き出しの奥底に転がっていた懐かしい筆を握って幼い頃の落書き帳を見付けた子供のような気持ちで今、高揚しながら纏まりのねえ言葉を並べてるわけだが。
そう言えば誰だったか、酒の席だったか真面目に耳にしたのかも忘れちまったがこう俺に自論を話してくれた人がいたっけ。
「誰しも長い旅に出たら故郷が懐かしくなって引き返してしまうものだ」ってな。
まさに今の俺がその状態なんだろう。何かあったわけでもねえ、躓いたり自分の手の中にある大事なもんには変わりねえ。…が、男ってのは自分だけの隠れ家に憧れちまうもんだろ?
言うならばそれ、懐かしいついでに勢いのままって事だ。支離滅裂も良いところ。
まあ、そんなわけで一冊お借りします。どうぞよろしく。
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5 :
檜佐木修兵
2015/12/01(火)04:00:39
完全に浦島太郎状態。
だが此処が未だに守られている事に有り難味を感じてる。それは俺一人じゃなく、数え切れねえくらい多くの人を支え故郷にも似たもんになってるんだろうな。
…なんて、寝付けねえ夜にポツリと。
暫く振りに動いたもんで些か違和感はあるが、この袖無し死覇装はやっぱり俺にとっては心地良い。
季節外れで寒々しいと言われようが俺にしてみりゃあこれが俺らしさ。
くしゃみを連発しようが構いやしねえ。…隊長が逞しい二の腕を隠し始めたら俺も何か羽織るかもしれねえが。
あの人に強烈に憧れはしてるが真似じゃねえぞ、断じて。
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6 :
檜佐木修兵
2015/12/03(木)23:42:29
あぁ、クソったれ。
機能性も重要だが何より丈夫なモンが良い。
そう注文を付けて選んだ青い伝令神機は俺の要望通り、高い所から落としちまっても踏ん付けちまっても傷付きはしても壊れずに俺の為に働いてくれた。
まるで隊舎に住み付いた野良猫みてえに少しずつ愛着が湧いて今では新しいモンに目移りさえせず、出来れば一生こいつと付き合って行きたいと思ってたんだが。
命あるものがいずれ別れの時が来るように消耗品もまた、どんなに愛情を注ごうが月日の流れには逆らえねえ。
命と物を同等に扱うなって話なんだが、それくらいに大事にしてたって意味だ。
大事な電子書簡だって幾つもある(乱菊さんからの飲みのお誘いだったり隊長からの何気ない言葉だったり)、それが消えちまうと思うと壊れかけて不便過ぎるこいつを手放す事にも踏み止まっちまう、つーか。
いや、過去の電子書簡を大事にしてばかりいて新しいもんを受け取れずにいるのも問題なんだよな。
粘って粘ってギリギリまで仕事をさせちまったが、お疲れさんありがとな。
ボロボロになった伝令神機を抱き締めてお別れをしていたら隊長に見られて怪訝な顔を向けられちまった。
違うんです、俺別に友達がいなくて寂しい奴とかじゃないんで!
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