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┗3477.紅い鳥は籠ん中(16-20/43)
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16 :
平子真子
2024/08/03（土）05:05:44
相手の言葉を額面通りにしか受け取らん俺は、
遠回しな物言いするオマエとは会話の相性良ォないんかもしれん。
わざとアホなこと言うてる時に呆れられんのは気にならんけど、
本気で解ってへん時に呆れられんのは結構痛い。
オマエの相手に、俺は相応しくないんかもしれんとか考えてまう。
離れる気はないけど、
やっぱりヘコむ。
こういう、読み取られへんところとか察されへんところが、
俺が自分に甲斐性が無いと思う理由のひとつでもある。
……裏読もうとしたところで外してることの方が多いし。
けど、そうも言うてられへん。
オマエと会話すんのが怖なってまう前に、なんとかせんとやな。
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17 :
平子真子
2024/08/16（金）02:04:21
言葉の裏は読まれへんくせに、
他人の感情の分析は得意なんよな、昔から。
『お前って、俺より俺のこと解ってるよな』みたァなこと、
過去何度言われたか。
或いは単に、
屁理屈で丸め込んどるだけかもしれんけどー。
けど、オマエを分析することでそれが俺の自信や自覚に繋がるかもっちゅーんは、
確かにナルホドと思たわ。
…………悪くないかもな。
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18 :
平子真子
2024/08/25（日）02:39:02
大事にしたい、無理させたないと言いながら、
しんどい思いさせてんの知ってるクセに、離したる気は一切無い。
とんだ矛盾、
自分本位も甚だしい。
まァ、オマエがそれを望んでへんのを知ってるからっちゅーのもあるけど。
いや、あの話の流れで言うとオマエがそれを望んでも離す気はないんやけど。
そんな自分に苦笑が漏れる。
昨日はお疲れさんでした。
ゆっくり休んでな。
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19 :
平子真子
2024/09/03（火）23:42:26
こーいうことやったん初めてや。
バチクソに照れる。
叫びながらどっか走り出してまいそう。
…………うわあああぁぁぁ！！！
ちょっとはお気に召したらエエんですけどォォォ！！！
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20 :
平子真子
2024/09/18（水）03:25:29
ふと気付く。
あの『衝動』は、
虚化の影響もあったりするんやろうか。
誰彼構わず向くモンやない、
オマエだけ。
ほんで虚は、愛しいモンや親しいモンを最初に襲う。
ちょっと似てると思わん？
似てるだけでまた別なんかな。
内在闘争勝っとるしな。
オマエの中に刻み付けたい。
オマエに思い知らせたい。
オマエが、俺のモンであることを。
……既に充分『そう』なっとんのに。
自分の貪欲さと執着の強さに呆れるわ。
けどたぶん、
俺の『コレ』はオマエを満たす。
しゃーから俺らは一緒に居れるんやろう。
ホンマお互い、大概よな。
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