火神。半注意。しっかりしてる性格、だとは思う。オレの足りねェ部分を埋めてくれるアイツには助けられてる部分も結構あっし、ツッコミ云々の話もそうだ。
何年も独り身の侭、気が向いた時にフラっと適当に出歩くの繰り返し。恋人って存在が欲しくねェ訳では無かったが不満は無ェし、其れなりに楽しんでたつもりだった。此れからもそうだろうと思ってた矢先でのアイツとの出会い。偶然が三度重なった後の二人きりの空間で、アイツはオレの事を面白ェ奴って程度でしか覚えて無かった。其の程度だったのによ、アイツはオレに懐いて来やがるモンだからオレも徐々に惹かれていく様になったワケ。大概チョロいと思うけどな。
話をすればする程に、アイツとは価値観が合うし話題にも困らねェしで、何時の間にかオレにとって居心地の良い場所になってた。オレがするどうでも良い話も確りと返してくれっし、何より可愛い。偶に感じる脆さもオレが埋めてやりてェ、いや、全てを埋めてやりてェし、何より可愛い。脆さってのも、アイツ自身からしたら疑問符の乱舞だろ、オレが勝手に感じてるだけの話。オレに色々な表情を見せるアイツ、ひとつひとつがやけに新鮮で、今迄知らなかった感情をオレに植え付けて来る。
アー…文字にすっと次から次に溢れて来て纏めらんね、投げた。もームッリ無理無理、大の字。取り合えず此れからもオレの隣に居て良いのはオメーだけだし、オメーの隣も然り。三ヵ月記念、此処に残しておく。
テメェが唯一の存在だと、毎日思い知らされて打ちのめされる。
0415.Aomine