皆さんこんばんは、俺です。土曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。随分日が空きました。最後に放送したのが2023年ってもう…そりゃあおっさんになる訳だなと、しみじみ思います。俺がまだケツの青いチビガキだった頃は…まあ当時から背はうんと高かったのでチビではなかったのですが、まあね、便宜上チビガキだった頃は…おっさんなんて随分先の事といいますか、自分がおっさんになるなんて想像だにしていなかったですね。それが今や、何処に出しても恥ずかしいおっさんになってしまいました。
やっぱりあの夏あの川で…なんて未だに思わないでもないですね。皆さんはどうですか。あの夏あの川で…どうですか。どうもこうもないですか。すみません。出しゃばりました。俺なんかは桜の下で養分にでもなっておけばいいですね。桜に悪いですか。そうですか。すみません。
桜といえば、桜派か梅派かなんて論争を皆さん一度はした事があると請け合いですが、俺はどちらかというと梅の方が好きです。なんですかね、桜は軸がついていて、咲き誇る様はわかりやすく満開といった様相で、それはもちろん綺麗なんですが、梅はといえば枝から直接花が咲くせいか、桜と比べてどうしてもスカスカに見えてしまいますよね。でも、枝に実った…正確には実っているわけではないですが、あのころんとした蕾が枝にくっついているのをみると、なんともまあ、健気さの様な物を感じてしまいます。庇護欲を掻き立てられると言いますか。オラ、咲け！頑張って咲けよ！蕾がよ！と、柄にもなく応援なんぞをしたくなる訳です。
俺みたいなもんに応援されなくても、時が来たら美しく咲き誇りますけどね、勿論。
でも本当は、桜派だ梅派だなどと人間が論じるのなんて烏滸がましい話なのかも知れませんね。彼らはただ自然の摂理に倣って咲くだけですから。誰も人間の為に咲きゃしません。
俺も桜や梅の様に、ただ素直に、実直に、花を咲かせられたらいいなと思います。誰に対しても。貴方に対しても。なーにを言ってるんだ俺は。
久々だからかいつになく取り留めのない話をしてしまいました。本当はこんな事話そうと思ってオンエアした訳じゃないんですけど、まあいいでしょう。
いつも以上にアンニュイでお送りしました、何の需要もねえラジオ、いかがだったでしょうか。批判や罵詈雑言はぜひお便りでお願いします。覚悟の準備をしておいてください。それでは、さようなら。