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┗2009.黎明の黒雨(73-82/163)
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82 :
黛灰
2022/03/20(日) 17:38
パズルのピースが嵌るように、すっと落ち着く空気を纏う人って偶に居ると思う。……今俺が思い浮かべてるのは一人だけど。無意識、…そうだな……いつの間にか自分が引いた境界の内側に入り込んでた、みたいな。そういう人。例えば、例えばだけど俺が「これ以上は入り込んで来ないで。」って排斥した空気を滲出させたとする。そうしたら大体は俺に近付く事もなくなる。けど、それすらさせてくれないんだよ。……ああ、勘違いさせないように書いておくけど不快感とかそういった類の感情は一切無いよ。でなければ境界の外へ蹴り出してる所だから。真夜中、俺の悪癖として無駄な思考を巡らせてたりするとあの人が過ぎる。それくらいには俺の“内側”に居るんだよね。こんな事、絶対本人には言わないけどさ。だってこれってある種の依存でしょ?内に入れた時点で囲い込んでしまおうっていう考えが少なからず俺にはあるんだよ。息も忘れて、腕の中に閉じ込めて。どうしたいとかそういうのが明白に有る訳じゃない。ただ、「 君は俺のでしょ? 」っていう強欲が顔を覗かせる事が間々ある。恋人でもない、唯の友人関係であるにも関わらずこんな捻くれた欲念を抱いた所で誰も得なんかしないし、当人は俺がこんな事になってるのも知らないし。でもやっぱり、勝手に此処に居られるのは心地好い、と思う。だから今まで通り君は君らしく其処に居て、また俺の名前を呼んでほしい。呼び掛けに対する「何?」に含まれた俺の喜色には一生気付かないで。君が……僕から離れて行くまでは、このままで。
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自傷無色/初音ミク
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81 :
ましろ
2022/03/18(金) 01:41
打ち合わせの帰り、いつもと違う道を選んで帰ってたんだよね。そしたらさ、人懐こくて可愛い黒猫が擦り寄ってきて。多分飼い猫……かなぁ?暫く撫でさせて貰った後、ふいっと顔を背けて歩き出して。「あぁ、お別れかな。」なんて見送ろうとしたら此方を振り返って止まってる。やっぱりもっと撫でろって事?って思って近付いたらまた歩き出してある程度距離を取ったら振り返る。この繰り返しだったから、もしかしたら何処かに案内しようとしてるのかな~なんて非日常的考えが頭を過ぎって、そうだったら楽しいなぁとか思いつつ民家の間や裏道を通って辿り着いたのは大きなマンションの一角にある公園だった。そこに備え付けられたテーブルとベンチの下に……何匹?8匹くらいだったかな……?色んな種類の猫が居てさぁ。ごろんと寝そべってる子も居たけど大体はきちんと座って円を描いてる感じで並んでて。僕を案内した子もその輪の中に入って行った。テーブルに頬杖をついて眺めてたらさっきの子が一鳴き。そうしたら他の子が返事をするようにまた一鳴き。その繰り返しが続いた。もしかしてこれって所謂猫集会?本当にこんな事があるんだ、なんて思いつつ眺めてたんだけど、野良猫用に常備してるおやつを持って来てればよかった、とも思ったけど真面目なお話?中には流石に邪魔なのかな。それから15分くらいかなぁ。日も傾いて薄暗くなって夕焼けが辺りを照らす頃、一匹が居なくなるのと同時に散り散りに去って行った。僕を案内してくれた子は最後まで残ってて、僕の足に頭を摺り寄せてきた。ごめんね、きっと話の輪に入れてくれようとしたんだろうけど、僕は言葉が解らないんだ。なんて謝罪をしながら頭を撫でてやったら満足したのか早足で民家の合間に消えていった。毛艶もよかった可愛い可愛い黒猫。足の先だけがちょっと白くて靴下を履いてるみたいだったな。また会えるといいな、なんてちょっとだけ浮かれて帰宅。……その日はぱわこが嫉妬して一切振り向いてくれなかったのはまた別の話。
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猫の食卓/ましろ
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80 :
不破湊
2022/03/11(金) 19:18
漸くグノーシアをプレイ出来たんでプレイ日記でも書こうかにゃあ。いやぁ……一人で出来る人狼ゲームって事で、それはもう「やったるぞ!」的な気持ちでゲームを起動したんですよ。まぁ初戦はチュートリアルっちゅー事もあってか人狼……グノーシアを見つける事が出来たんですよね。案外俺才能あるんちゃいまっか!?って気持ちになりつつ二戦目。此処ももうちゃちゃっとクリアしましょか、それどころか一発でグノーシアに投票しちゃおか~くらいの気持ちでいたんですよ。ええ。で、まぁ一回目の投票は乗員に票が集まって……ぶっちゃけ俺もその子に投票しちゃってて、うっわやらかしたって気持ちになったんやけど落ち込む暇も無くイベントに突入。めちゃくちゃにシリアスモードでとある人との会話。不安そうにしてたからなんか庇護欲的なアレソレが擽られて大丈夫だよ~、一緒に頑張ろうね~って言葉を掛けてあげたんよな。で、最後の日。エンジニア……普通の人狼で言うところの予言者が出て来た。しかも対抗有り。俺どっちを信頼すりゃええねん!!?ってなりますよね。乗員は俺一人、残りの二人がエンジニアだって言い合って、しかも御互いをグノーシアだって言ってる状況なんすよ。実はねぇ、なんでそんな悩むかと言うと前夜のイベントでとある事をその人は俺に告げてたんですねぇ。明日の会議になったら詳しく言うからって言い残して。もうさぁ、駄目でしょ。そんな事言われたら心が揺らぐでしょうよ!!こういうとこがさぁ、俺の駄目なとこというか人狼弱いとこなんだよなぁ。すーーーぐ信じちゃうし情が移る。で、まぁ結果としてグノーシアの手のひらの上で転がされて敗北よ。二戦目で敗北って早ないか!?もしや才能無い!?やめよか!?俺このゲームやめとこか!?!?ってなってるんやけど、漢不破湊、三戦目でリベンジやったります。今これを書いてる時点で三戦目には行ってません。さて次はどうなるんでしょうかぁ!
待て待て待て、お前襲撃され過ぎじゃね!?ってキャラが一人居るんやけどなんかもう可哀想過ぎて守りたくなってきたわ。これ後々狩人ポジションの役職とか出て来るよな?そしたら真っ先にこの子守ったる。……で、なんか俺がエンジニアなんですけどォ!!?役割ちゃんと果たせるか解らんねんけど!と思ったらイベントシーンで呼び止められて「貴方を信じる。信じてみたい。」ってもう泣くが!?その一言だけで泣く自信有るが!?って感じよ。普通の人狼してても役職持ちって孤独を感じ易いと思ってるからこういった言葉を掛けられると揺らぐ。そしてこの言葉を掛けてきた子こそがグノーシアだったらどうしよう。疑心暗鬼も疑心暗鬼。占うべきなんか!?と思いつつ直感で別の人占って白出しする役立たずエンジニアは俺!不破湊でーす!!それでも何とか三戦目は勝てたけど運が味方しただけって感じなんだよなぁ。いやぁ……上手くなりてー!これも多分回数を重ねれば重ねる程に上達はしていくものだと思うし、時間がある時に遊んで連勝出来るくらいの力は身につけたいなぁ。今の所乗員側しかやってへんけど俺がグノーシアって事にもなるんだろうから、そこら辺の立ち回りも上手い事やっていきたい、という意気込みを残して今日は御終いにしますかねぇ。とか言って裏でなんか未だやりそうな気ィしとるけども。そしたらまたプレイ日記書きます。俺がプレイ日記書くと面白みも何も無いぐっだぐだのメモみたいになるな。これを読んでくれてる人が居るんかは怪しいとこやけど、ゲームはマジで面白かったんで気になった方は是非購入して遊んでみてはいかがでしょうか~。販売員不破湊でした、お疲れ様でぇす。
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Halo/aus
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79 :
坂本龍馬(実況)
2022/03/09(水) 23:08
一人は気にならない筈でした。なんていうのは本当は一人じゃなかったからなんだろうなと思う訳ですよ。僕には西郷もミケも、Mさん達も中岡も居たし色んな人に囲まれていたんだなと痛感しています。……ただ、一人一人僕の傍から居なくなる。西郷と同じくらい僕と一緒に人生を歩んでくれた相棒、家族が居なくなった。その事実を受け止めるには時間が掛かりそうです。今日のミケはいつにも増して御喋りで、僕に伝えたい事を一言ずつ、確りと紡いでいた気がします。長い時間を共にした家族を失う………いや、違うな。ずっと傍に居ますよ。暫くは喪失感に苛まれると思うんですけどね、ジッサイ。どんなに強がったとてあの体温は元には戻らない。それは西郷が去った時も同じだったのかなぁと思ったり思わなかったりします。それを居なくなったと表すなら、やっぱりミケも西郷も……ってね、っかーーー!!柄にも無ぇなあホンットに!!これが僕か!?なーんて声を張り上げて気を逸らそうが茨の蔓が絡みついたみたいに痛くて苦しいのが事実ではあります。小学校の思い出の欠片が少しずつ、割れて、溢れていってしまっている感覚です。未来の僕が一人を選んで休息を取るか、配信をする事で少しでも気を紛らわすかはその時になってみないと解らないかなぁとね、思いますわぁ。っつってね、そんな感じです。
ちょっと暗い感じになってしまったのは今日ばかりは見逃して頂きましょうか。
御相手は、坂本龍馬!……と、はは、西郷隆盛ィ!そして、ミケの三名でござんした!ばいばい!
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くるりくるり/ナナムジカ
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78 :
飴村乱数(hpmi)
2022/03/03(木) 19:38
あーあ、壊れちゃった。壊れちゃったなぁ。
呪いの言葉が有るんだ。
ボクが発する呪いの言葉。
「愛」を求めて沢山の言葉がボクに縋り付いてくる度に吐き出してる言葉、無意識に身を削って紡ぐ言葉。そうだよ、ボクは皆の塵箱であって、キャンディポットでもあるから。だから今回もさーぁ、耳を削ぎ落としたい気持ちになりながら笑顔を貼り付けてその言葉達をオネーサンにあげたんだ!ボクは何て言えば彼女が安心するのか、……ううん、「彼女がボクの口から欲しい言葉」が何かを知ってるから。だから今日も演じた。演じれば演じる程に壊れていく。ボクの何かが失われていくのはどんなに鈍くても解る。痛いもん、ココが。飴玉も一粒残らず皆の口の中に転がってっちゃった。幸せ?幸せだよね。そうなるように言葉を掛けてあげたんだもん。ボクはその話を聞いて、「皆不幸なんだな。」って感じた。でもボクのそんな本当の言葉は望まれてない、解り切った事実。望まれるのが「嘘」なら幾らでも連ねてあげる。その羅列はまるでシブヤの人混みみたいにごっちゃごちゃ。あの子もあの子もあの子も、甘さに飲み込まれちゃったが故に苦味しか吐き出せなくなっちゃったんだよね。その苦〜い言葉の行く先、誰も気にしてなんかいない。塵箱に捨てるだけだもん。ポイ、で終わり。あはは、それでいいんだけど。ぜーんぜん。溜まった苦味はボクが消してあげる。……無くなってしまったキャンディは……今まで、どうやってポットに溜めてたんだっけ。……あ、…あはは、は。
壊れちゃった。壊れちゃったなぁ。
キャンディポットが、いつの間にか。
ボクの大事な「_」が無くなっちゃった。
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イシュタル/Girugamesh
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77 :
デイダラ(NARUTO)
2022/03/03(木) 11:45
嫉妬。
オイラがあの野郎に抱いてる感情は正しくそれだ。
嫉妬、嫉妬、嫉妬。
あァ、そうだなぁ。醜いよなァ!情けねぇよなぁ!
あの時確かにオイラの腹の底に燻った感情、それは紛れも無い劣等感だった。素晴らしかった。今までに見た事も無い、気圧される、言葉さえも灼き払われてしまうまでのあの光景が今でも頭から離れねェ。素晴らしいと感嘆するその裏では、今までのオイラの芸術が一瞬で否定されたように感じたんだ。……うん。振り払うようにオレは作品作りに没頭した。暁に入ってサソリの旦那と組んでからというもの、色々な作品が出来た。旦那はオイラの芸術を理解出来ねェとは言うが、アジトに籠って御互いに無心で作品と向き合う時はあのトラウマに酷似した光景を忘れられる気がしたんだ。オレの、オレ自身すら知り得なかったドス黒いあの感情を、一瞬でも忘れられる気がした。オイラの作品が何より一番、オイラを超えられる者なんか居る筈ねェ!当時の自分の思考は今だって根本には確かに存在する、というよりもそれが折れてしまったら今度こそ這い上がれない、そんな気がする。この感覚はなんだ?あの光景を思い出す度、彼奴のあの瞳を見る度に足元から震え上がるこの感覚。畏怖、嫉妬、憧憬。きっとどれもが正解なんだ。紅くて、冷えた双眸。オイラを、オイラの芸術を否定するあの目が許せねぇ。
オイラを見もしない、
気にも留めないあの目が。
心底許せねぇんだよ。
てめェの中にオレは最初から存在しねぇんだろ。
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激動/UVERworld
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76 :
不破湊
2022/02/28(月) 11:39
改装未だ完全に終わった訳じゃないけども、ずーっと鍵掛けてんの落ち着かないんで開けました。そのうちまた色々変わると思います。イブちゃんは協力してくれて有難う。まだまだ変えたい所あるんでまた聞きます、よろしくお願いしますぅ。
で。グノーシア、もう配信してたんやなぁ。一月くらいまでは毎日配信されてないかチェックしに行ってたけどやめちゃって、2022年頭に配信って事は春辺りかな~……なんて思ってたら、多分俺がチェックするのをやめた数日後に配信されてたんよな。何やねんそのタイミング、悔しすぎる。……と、言う訳でグノーシアを購入したんやけど作業だなんだで未だ手を付けられてない現状。遊んだらプレイ日記を書きに来ようと思ってるんで、暇だなぁ、何もする事がないなぁって時に読んでくれると嬉しいです。そんな報告をして終わりにしようかにゃあ。ばいば~い。
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陽炎/Saddie
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75 :
黛灰
2022/02/17(木) 07:33
アメジストってさ、本当に綺麗だよね。心を奪われる。
大事に大事に抱えてる宝石がさぁ、あるんだよ。いつからだったかな、……夏頃?うん、夏頃には手元にあった。元々俺が欲しいと思ってたのはガーネットだった。赤く燃え滾る柘榴石。血液を其の儘凝固させたような、光なんか与えられなくても燦然と煌めく、そんな石。欲しいとは言っても手に入れたいとはまた違う感覚で。言葉にしろって言われると本当に難しいから書き記す事は諦めるけど、そんな中でいつの間にか俺の手中にころんと転がってたアメジスト。本当にいつの間に?なんで?何処から?俺は何時からそれを握り締めてた?……なんでそんなに曖昧で疑問符ばかりなのかは聞かないで欲しい。片手に握り締められる程の大きさで、光輝いてるというよりは光を吸い込んでいくようなそんな魅力が有る石。アメジスト……紫水晶は『真実の愛を守り抜く石』って呼ばれてるらしい。不相応だよ、俺がそんな石を大事に抱えてるなんて。作業をしてる時も、休憩してる時も、ずっと傍に置いてた。自ら発光しているみたいに見える、俺には。光を発しているように見えて、周囲の光を取り込んでる。言葉も思考も何もかもを飲み込んでしまう石、それが俺にとっての紫水晶。この石を見る度に何度も何度も喉から飛び出しそうになってた言葉がある、けどそれは音に成る事は無いし、これからも絶対に無いから。『守り抜く石』なんだもんね。言わずに守れるモノがあるなら俺は喉で言葉を灼く。言ってしまったら最後だから、何を聞かれても「大丈夫。」って答えるよ。任せて、その言葉を演じるのは得意だから。この石さぁ、日を追う毎に段々と重くなって行くし俺の視線を奪う事が多くなっていくんだよ。不思議でしょ?石の中心部、輝きの根源。気付きたくもない光。目を逸らそうとも眩瞑する。脳の奥の奥まで揺さぶって思考を掻き乱す、厄介極まりない。だから俺は逃げた。……逃げたんだよね。目を背けて、その石を箱に入れて棚の隅に追いやって。無くなってしまうかも、なんて事は考えもしなくて、唯々苦しさから逃れたくて。その宝石が訴える声も何もかも聞こえないフリで。知らないフリで。そして久々にその箱を開けてそれを取り出してみた。鎮まるどころか今までに無いくらいに輝いてて、目を眇めた。もう耐えられない。俺の手の中にありながら手の届かない紫水晶を持ち続けてるのは、もう限界だった。限界なんだ。
紫の輝きを床に置いて。
金槌を思い切り振りかぶって。
───………砕けた?
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他人事の音がする/Sou
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74 :
童麿(鬼滅の刃)
2022/02/14(月) 17:45
可愛いね、今日も綺麗だった。よぉくおやすみ。
次に咲く時も、俺は笑顔で
君に「おはよう」を言うから。
だって、睡蓮はこんなにも綺麗に咲き続けているんだ。
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蓮/Kagrra,
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73 :
童麿(鬼滅の刃)
2022/02/14(月) 07:21
君がその選択をした事は未だに俺の心の中に刻まれてる。君はきっと瑣末な事だと言うだろうけど、あの呪縛から逃れる選択をした、出来た事実を俺は未だに凄いと思っているし心が打ち震える程感動したんだぜ。……嘘だって?いやいや、本当さ!可愛い君らしい決断だった!
それで、もしもの話だけど聞いてくれるかい?仮にあのまま囚われ続けていたら君はどうなっていたか、想像した事はある?現在が当然になり過ぎてとても思考の端にすら浮かびはしないだろう。それなら俺の口から言ってあげようね。あのまま、彼の腕の中に居たら。
……あははッ!あー可笑しい!
君はね、「幸福」だったよ。但し、酷く歪だ。あれぇ?どうしてそんな泣きそうな顔をするのかな?まるで今が「不幸」だとでも言いたげだね?沢山の愛に囲まれて過ごす君が不幸を感じてる、あの選択をした事で。……可哀想に。君が選んで手に取り続けた愛が君自身を蝕んで、今では取り去る事も出来ない枷に成ってしまった。君はきっと「一番の枷から逃れて、今では真っ当な愛を捕まえている」、そう思って、信じてきたんだろう。でも、一つの枷から逃れた先が数十、数百の荊棘の枷だった。……もう一度言うね、俺は呪縛から逃れた事を不正解だとは思わない。心底感嘆する。君の現状が正解だとも言わないけれど。俺は君の「幸福」を願い、口にして、手を伸ばす。結果、その手を思いっきり払われた。昔から君は気の強い子だ、本当に。そんな所が気に入ってるからこうして傍に置いているのさ。俺から差し伸べられる手は君にとってどう映ったのかな。
君の中の「幸福」が信じられなくなったら
俺の腕の中へおいで。
それは、「__」な事だよ。きっとね。
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残響散歌/Aimer
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