ルールを守るわけが無い
穹はもう寝てるよ、私が寝かせたから。私はただ穹のことを話に来たの。私と穹は同じだけど同じじゃない、だからこそ一緒に居られる。私も穹もゴミ箱は漁るし宅配物にも手をつけるけど、変に真面目で真っ直ぐなのが穹。似て異なると言うと七割は似て三割が違うように捉えられると思うけど、実際は二割似て八割が違う。私は好きなものは残しておくの、最後に大切に食べたいから。でも穹は好きな物から食べて嫌いなものは食べない、嫌いだから。だから穹は全てが終わってから何となく街を散歩して何となく見つけた宝箱に喜んでる、そういう所が抜けてて私は好き。私は隅々までゴミ箱を漁って遺物の説明を読んで、敵を倒して回るのが好きだから、回りくどくてまどろっこしい気持ちにさせてると思う。
なんの話をしてるのかって?私の穹の自慢。どこまでも真っ直ぐで、事情があればルールなんて破ってしまう、後悔する選択を選んだことがない、そんな穹のことを自慢しないわけがない。最近ここに書きに来ることもなければ、人と話すこともなくて忘れそうになってた。けど、誰にも話せないけど話したい自慢だってある。あんた達にだって話せないこともあるけど、見てくれてるんだから少しくらい見せて自慢するくらいは良いかと思って。
眠くて何を言ってるのか自分でも分からない、私は何してるんだろう。………寝よう。