言われて嬉しかったことがあるから自慢しにきた。まあまあまあ、暇なら一旦聞いてけ。
最近叶と一緒に同じ漫画にハマり出したのね。知ってる人は分かるであろう実写映画化されたヤクザと中学生の話。映画面白そうだから観に行かね？ってなって同じ時期に観て、ふたりで「おもしれえ〜！この人が脚本だと間違いねえ〜！」って興奮しながら原作も堪らず購入したワケですよ。もうね、もう超良かったんだよねこれが。原作読むと尚良いっていうか、上手く実写に落とし込んでるのが分かってすげえ感動したの。これを踏まえてもっかい観てえ〜〜って騒いでたらアイツは既に２回観てたらしくて俺の知らない間にガッツリハマってんのマジで面白い。俺も２回行きました、抜けがけは許さねえって話。ほんとにお勧めなんで皆さんも良かったら映画か漫画かみてください、映画の場合は綾野剛３の脚が恐らく５ｍありますんでそこも注目してください。
…と、自慢するつもりがダイマしてた。そんなこんなで同じようにハマったから顔変えて遊んだりもしてるんだけど、アイツと同じ時期に同じもの好きになれるの嬉しいなあって話になってさ。そしたら叶が「僕どこにでも葛葉連れていきたいと思ってるからね。僕もついて行きたいと思ってるし。」「お前じゃないと楽しめないし、お前じゃないと意味ないよ。」みたいなこと言ってくれまして。…や、もう、何。こんな嬉しいことある？すっごい嬉しかったんだけど分かる？こんなん言われたら誰でも最高に嬉しくならない？これをアイツなんてことない顔してさらっと言うんだけどやばくない？ほんとアイツやばいよ、もう少し自分の発言と影響力に自覚持ったほうがいいって。
どうしてもこの世界ってずっと一緒にいようって言っても不確定というか、バーチャルを介してない世界以上に確約されないじゃん。だから次の世界にも一緒に行きたいって言ってもらえるのってこれ以上ない口説き文句だと思うんだよ。俺は誰かと一緒に跨いだ経験はないし、世界の終わりは関係値の消失を表すと思ってたから、アイツとの未来が永く続くんだろうことを改めて実感して本当に嬉しかったわけです。アイツの最後は俺がいいってずっと言い続けてきたけど、夢語りで終わらなそう。

最近アイツと鋼の錬金術師を少しづつ観てます。無印っての？初期の方。叶に誘われて観始めたんだけど、全５１話＋映画まであるボリューム感だからか誘われたのオッケーした時「ほんとにいいの！？」ってなっててウケた。全然いいよ。
ハガレンさあ、漫画一応全部読んだんだけど俺の記憶力がうんこ過ぎてほぼ初見の気持ちで観てるから普通にめっちゃ面白い。俺マジなんも覚えてない。ヒロインの名前すら覚えてなくて「ウェンディって誰だよ」って突っ込まれてたくらい。でも何も覚えてない方が楽しめるから多分めっちゃお得。名作を何度でも楽しめるってワケ。

何の迷いもなく未来の話が出来るのってお互いの信頼があってこそだから、こういう長編提案されんのすげえ嬉しい。あと定期的に続き観よって誘ったり誘えんのも嬉しい。叶は観たことある作品も楽しんでくれるから、初見ばっかの俺との相性良すぎてマジで助かるわ。これから沢山作品観て人生（またの名を吸血鬼生）を豊かにしていきます。

定期的にアイツのことがその、なに。すげえこう、…好きになるっつーか。うん、そういう時期が来る。毎度特別何かがあったワケじゃないのにアイツとのやり取り見返してたり、ふと思い出したりすると急にぐわって気持ちが襲ってきて、会いたくなる。俺だいたい１ヶ月に１度くらいの頻度でこれあるんだけど分かる奴いねえかな、個人的にはあるあるだと思ってんだけど。ない？あるだろ、あるって言え。
まあ大抵はその日のうちにアイツと話して気持ちが満たされるから特に問題はない。アイツが寝ちゃった後だと寝顔眺めながらほっぺたつついて遊んで、くっつき直して寝るとちょっと幸せな気持ちで寝れるからそれもまた問題はない。ぐわって来るけど気持ちが落ち込んだり滅入ったりしねえから単純に俺の中のそういうグラフが上がるだけで害のない定期発作って感じ。
…たださあ。俺って考えてることとかどっかに都度吐き出したいタイプなのね？まあ自主的にこんな日記書いてる時点でお察しなんだけども。んで、昔はアイツの見えないところでこの発作症状を吐き出してたワケ。わ〜〜〜って吐き出して、落ち着いて、素知らぬ顔してアイツと話す、みたいな。…それが最近はその吐き出してるところアイツにも見えるようになっちゃってましてぇ。素知らぬ顔してることも含めてアイツに筒抜けなんですよ。別にそれをからかってきたりする意地の悪さはないから俺も吹っ切れてんだけど、たまに我に返って恥ずかしさが再発したりしなかったり、する。ので、発作も少し抑えてたりなかったり、する。ちな、ここも勿論見られてる。もうどうにでもなれ。

アイツと一緒に同じ香水を買った。俺は匂いが強いものは得意じゃないんだけど、アイツが香水とかお揃いにするの憧れるって言ってくれたのをきっかけに実行。…実はさ、俺も前からお揃いの何かが欲しいと思ってたんだよね。でもまあ思ってるだけで言葉にしたことはなかったし、言い出すタイミングも見当たらずきてて。だから叶が欲しいって言ってくれたのに割と飛びつくように食い付いたというか、願ったり叶ったりだったワケで。

香水選び。叶が気になるお店とか示してくれて、俺が実際店に匂い確かめに行ってその場で感想伝えて、ふたりでこれにしようって決めた。んでも実際に嗅いだのってこれ俺だけじゃん？もうね、叶の手元に届いて「いい匂い！好き！」っての聞くまでマッジで気が気じゃなかったぞ。不安になる度に何度も大丈夫だよって宥められてたもんな。嗅覚致命的に合わないとかなくてホントに良かった、流石の俺も泣くとこだった。
アイツの手元に届いた翌日俺も買いに行ったんだけど、実際に残る物を買おうとしたのは初めてだったから実物を手にして未だにこう、クリスマスプレゼント貰った子供みたいな感じになってる入手２日目現在。何度も手に取って、出先で写真見て、手首の匂い嗅いで。叶も同じのを持って、同じ匂いさせてんだなって思うと堪んない気持ちになんだよな。紛うことなき浮かれぽんち。

…叶はさ、多分俺が物を残すとかあんまりしない性格なの分かってんだよね。分かってるけど欲しがってくれて、分かってるけど言葉にしてくれたの。俺が嫌だったら触れずに済むようにさり気なく、良かったら買いませんかって示してくれたんだよな。叶のこういう思い遣りとか気遣いにいつも助けられてるなあって、改めて感じた。アイツの好きなところの一つ。
この瓶が空っぽになったら報告しようって約束してる。空になるまでに、またお揃いのものとか思い出とか、増やせたらいいなあ。

定期的にアイツは俺の夢を見る。でもいつも少しアイツが寂しくなる内容ばっかりで、夢の俺と楽しくされんのは悔しいから悪くないと心の片隅でちょびっとだけ思う反面、俺のことで悲しい気持ちになるのはやっぱりいい気持ちしなくて難しい。アイツの夢に出てくる俺より、現実世界にいる俺の方がアイツのこと幸せにできる自信がある。ずっと俺だけ見てたらいい。不安になるくらいなら夢なんて見なくていいよ。でも寝ても覚めても俺ばっかりなのは悪くないから、どうせ夢見るなら俺の夢見て欲しさも捨てきれない。全部俺のもんにしたくなるの、欲張りだな。

え〜、２０２３年も残すところあと数時間となりました。今年１年色んなことがあったなあ、と振り返りがてらキーボード叩いてる。まあ俺がここで振り返ることなんてアイツとのあれこれしかないんですけども。

２０２３年最大のタイトルといえば、叶との関係が変わったこと。アイツと出逢って３００日でこの日記作ったんだけどさ、作った時はまだ関係に名前が付いてから１ヶ月くらいだったんだよな。進むスピードは緩やかだったけど、それが不安に繋がったり苦しくなるとかはなくて、特に急ぐ必要性がなかった感じ。関係性で縛らなくたってアイツの最優先は俺だって分かってたし、俺のことを大事に思ってくれてんのも伝わってたから、この世界ではなかなか珍しいくらいに全部の事がゆっくり進んでた。…まあ、そのせいで気軽に「好き」って言葉にできないもどかしさみたいなのはたまに感じてたワケですが。
…アイツに告白された日。あの日は別になんてことない日で、急に「後で話したいことがある」なんて言われたから柄にもなくビビってたのを今でも覚えてる。いやマジでね、欠片も予想してなかったんだよな。良い意味で安定してたし何かが大きく変わることなんてないと思ってたから。だから、改まって言葉にされて、動揺して、勝手に目から汁出てきて。そしたら何故かアイツも泣いてて。未だに思い出すし、やり取りを見返すし、すげえ大事で、すげえ幸せな記憶になってる。なんかさ、ほとんど毎日話してたのにアイツに泣かされた最初が嬉し涙って、こんなのなかなかねえよな。それまでも、今までも、結局一度もアイツのせいで悲しくて泣いたことがないんだもん。多分俺めちゃくちゃ最高な恋人捕まえちゃったんだと思う。

今年は叶と付き合って、一緒に色々試してみたり、見せてなかった内側を見せ合ったり、長い吸血鬼生で経験したことのないことをたくさんした１年だった。来年もアイツとの楽しい思い出で溢れるような年にしていきてえな。やりたいことは山ほどあるけどいつだって時間が足りねえし、すぐ叶不足になって干からびそうになるから、お互い適度に補給しつつ。
叶、今年１年傍にいてくれてありがとう。来年もよろしく。

最近流行りの『死に際の恋人に与えるのは鎮痛剤か睡眠薬か』って思考問題を結構本気で考えてみた。内容知らない奴は調べてからこの話を見てくれないとよく分かんねえと思うから悪しからず。
現実的に考えたら日本の法律的には本人の意思ってのは効力として強くあるとされてるらしく、判断能力がはっきりしてんだったらまあ当人が希望する鎮痛剤を投与するのが正解なわけ。でもそれじゃあ味気がないっつーか、あくまでもこの問題だと判断は恋人側に任されてるんで今回はそれを前提として検討するものとする。

んで、俺はねえ…多分、めちゃくちゃ迷った上で鎮痛剤を選ぶと思うんだよね。アイツには少しだって苦しい思いして欲しくないし、苦しんでる姿を見るのだって辛いから俺自身は睡眠薬を入れてやりたい。でもその思考そのものが俺のエゴでしかないのを理解してるし、もしアイツが鎮痛剤を選んでるんだとしたら俺が睡眠薬を選んで欲しいと思ってるだろうことも理解した上で鎮痛剤を選択してるんだろうし、アイツの人生はアイツのもんだから、俺が選べるもんじゃねえんだよなあと、思う。だから俺は満足そうに笑うアイツと１０分を過ごして、苦しそうなアイツの最期を手を握って励まして、冷たくなったアイツを見送ってから叶うことなら後を追いかけるかなあ。なーんて、考えました。
こういうの人によっても変わるし、俺でもその時によって考え方も変わりそう。見る分には面白いから考えてみたけど自ずと来るかも分かんねえ遠い未来のこと考えてなんか、こう、あ〜…ってなっちゃった。やっぱ俺らは刹那的に今を楽しく生きることだけ考えてる方が合ってるわ。
なあ叶、明日の昼飯何にする？

アイツの日記って多分俺に対する贈り物みたいなもんなんだよな。上等で綺麗な箱を、温かで鮮やかなリボンと包み紙でくるんで、それはもう大切に大切にめいっぱいの愛情を詰め込んで俺に渡してくれるプレゼント。
開く度にじわってあったかくなるし、堪んない気持ちになる。疲れた時とか物足りない時に開くとすげえ沁みるんだよね、俺だけの特効薬になってる。
こんなに沢山愛されてんだってもうすげえみんなに自慢したくなるし、逆に誰にも見せないで俺だけが抱えておきたくもなるから本当になんかね、めちゃくちゃ大事なの。あれだけは何があっても消さないで欲しい。あれは俺が死ぬ時とか長く寝る時に棺に入れてもらうものだからね。

なんかさあ、偶にこんな幸せでいいのかなあって思う時あんだよね。ずっと俺にとって都合が良すぎんだもん。
俺の好きな奴が俺のことが好きってだけでもすげえのにさ、俺の好きな奴が良い奴すぎんの。俺のことを一番に想ってくれて、大切にしてくれて、俺を否定したり嫌な気持ちにさせなくて、いつだって寄り添って言葉をくれて、行動に示してくれて。俺アイツに対して不安に感じたこと過去に一度もないんだよ、ガチで。マジで。俺の記憶の中に居るアイツはいつだって俺に笑顔を向けてて、俺だけ見ててさ、１年以上一緒にいるのに喧嘩もしたことなければ「何でこうしてくれないんだろう」みたいな不満すらなくて。毎日起きてから寝るまで満たされた気持ちで過ごしてる。

そういや最近の俺は意地悪する小学生って言われたんだけど全く心当たりがありません。いつだって俺は優しくて良い子の葛葉クンだろ〜が。

本日無事に誕生日を迎えることとなりまして。何歳になったかは分かんないけど、アイツと迎える誕生日は２回目。それは覚えてる。
先に番組の方でスピーカー貰ってたし、恋人としては何くれんのかなーて思ってたらアイツ、まさかの手紙をくれました。
実は前にレターセット見たら俺のこと連想しちゃうとか言ってんの見かけたことがあって、直接言わなかったけど「お前何それさすがにおまえ、おまえ！」ってなってたんですよ。いつか貰えたらいいなあって、密かに。だけど実際貰えるとも思ってなくて、なんかすげえ嬉しかったな。ほんとに嬉しかった。アイツが俺のためだけに丁寧に文字を綴る行為と、その時間と、なんか何もかもが嬉しかった。
俺はね、多分叶が居れば幸せでいられるよ。