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┗355.貸し切りのシェパードと飴細工の街(保存)(11-20/271)

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20 :夢/野/幻/太/郎(ヒ/プ/ノ/シ/ス/マ/イ/ク)
2019/12/29(日) 16:37

#ヒプノシスラクゴ
※捏造しかない
※場合により、キャラ口調<落語口調
※ドのつく程のにわか落語
※自己責任
※前日記からの再掲

#寿限無(ダイス)
えー、毎度馬鹿馬鹿しい小噺を一つ……なんて嘘と見せかけて本当です。小生の元来は小説家ではありますけれど、ヒプノシスマイクという物は手よりも口を動かします。口といえば、噺家を想像致しますでしょう?え?それは小生の格好だからと……ふむ、一理ありますが今回は些細なことですので目を瞑ってください。韻は踏んでおりませんが、ドジを踏む滑稽なお話で御座います。
さて、験を担ぐというのは古今東西何処にでもある話でして、縁起の良い数字を選んだり、身近な話で言うと占いの今日のラッキーアイテムをつい探してしまう……なんてこともあるのではないでしょうか。博徒の有栖川帝統という男もそういった験担ぎをする人間でした。彼は大層な賭け事好きで、大枚叩いては素寒貧になって知人の元へ行くという生活を繰り返して居ました。
「やれやれ。貴方、また負けてしまったのですか」
「今日は運が回って無かっただけだっての!」
そういう帝統ですが、ここ最近は負け続き。下着姿で戻ってくることもざらで、金を貸している知人の作家の方も素寒貧にする勢いでした。
「全く貴方という人は懲りない男だ。ふむ、ここらで験担ぎに一つ、縁起の良い名前にでも改名したらどうですか」
「へえ、そいつは中々良い案じゃねえか!」
実はこの男、七だとか縁起の良い物に目が無いのです。なんせ七が三つ揃うと大当たりですから。すぐさまその冗談のような馬鹿げた提案に飛び付きましたが、如何せん縁起の良い名前なんぞ直ぐには思い付かない。提案の主である作家の幻太郎に知恵を借りることにしました。
「なあアンタ、良い名前とか知らないか?」
「ふーむ……そうですね、賽子(サイコロ)とかどうでしょう?」
「賽子? そりゃまたなんで」
「賽子というのは必ず目が出るでしょう。転じて『芽が出る』ので縁起物と言われているんですよ」
「ははあ、博徒の俺にはピッタリだ!」
「ダイスと変わりませんけどね……」
帝統は紙に『賽子』と書きます。
「そういうの、他にも何かないか?」
「ふむ……鵲の鳴き声は吉の兆しであると言われていますね」
「鵲! いいじゃん!」
「七福神の乗っている宝船も縁起物ですねえ。宝船というだけあってお金がどっさり」
帝統はその二つも紙に書きます。
「金が稼げそうじゃねえか!」
「縁起が良いといえば、祥雲もめでたい吉兆の雲としてありますね。瑞雲とも呼ぶそうです」
幻太郎がそう言うとすぐさま帝統が筆を取りますが、どうやら漢字が分からないらしく手がまごつきます。幻太郎が代わりに筆を取り、書いてやりました。

其の二>>21
其の三>>22

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19 :T/・/N/・/か/ら/揚/げ(実/況)
2019/12/27(金) 07:55

12/23
おれ「社長すげー咳」
先輩(女)「龍角散ある?」
おれ「一粒位残ってた筈」
社長「ありがとう、助かったよ〜」

12/24
先輩「とりなん君、社長からだって」
おれ「龍角散二本も返ってきた」
先輩「これで風邪引いても大丈夫だね」
おれ「サンタからのクリスマスプレゼントだー、やったぜ!」

先輩「とりなん君」
おれ「なんすか」
先輩「さっきの話社長が聞いてたらしくてね、クリスマスプレゼントが龍角散じゃ駄目だって……」
おれ「俺は全然いいんですが」
先輩「一万円くれたからこれで美味しいランチ食べてきてって」
おれ「マジか!?やったー!」
後輩「これでクリスマスケーキも買いましょうよ」
先輩「いいね!ちょっと後輩君買ってきてよ」
おれ「マジで良いケーキが買えますね」
ケーキは滅茶苦茶美味しかった


>飴で万札を釣る事件


12/25
おれ「風邪大丈夫ですか」
先輩(男)「年末なのにヤバいよ」
おれ「龍角散ありますよ」
先輩「助かる〜」
回り回って先輩に流れていく飴

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18 :T/・/N/・/か/ら/揚/げ(実/況)
2019/12/26(木) 12:56

カーン
おれ「先輩(女)また仕事中にゆでたまご食ってる」
先輩「美味しいんだからしょうがないでしょ」
おれ「カンカン言うのが面白くて笑ってしまう」
先輩「ゆでたまごはなあ、美味いんや!」
おれ「板東〇二の物マネ似てねえな」

先輩「はいこれ」
おれ「ゆでたまご?」
先輩「美味しいから食べてみてよ。これはまい〇すけっとの半熟ゆでたまごね」
翌日
先輩「はいこれ」
おれ「まだ食べてないのに増えていく」
先輩「ゆでたまご貯金よ」

おれ「……」
先輩「ゆでたまご食べてる」
おれ「なんか違う」
先輩「それはファ〇マだからよ。コンビニによって味が違うの」
おれ「まいば〇けっとの方が美味かった」
先輩「でしょ!?」
おれ「こだわる気持ちがちょっとわかってしまったのが悔しい」

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17 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/23(月) 00:10

日付け変わっちゃったけどかくほ!

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16 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/21(土) 08:24

※少しだけ本体交流要素、あとなんか汚くて下品

海外に居た時は元気だったのに、日本に戻ってきた途端腹壊して寝込むっていう謎状態。


KIKKUN-MK-状態異常!!


そんな感じで、クリスマスライブはお腹悪い状態で進んでまーす。えおえおへのトイレ報告も捗るな!普段もしてるけど!
今週はお腹を中心に体調崩してるんだけど(旅の疲れが出たんじゃないかって噂)、飲み会は無くならないもので。忘年会シーズンだからな!来週もほぼ毎日あるぞ!
この後えおえおと合流するんだけど、待ち合わせがトイレ前なんだよな。「トイレ前って何!」って感じだけど俺ららしいっていうか。いやでもこれに関しては俺が言い出した訳じゃなくて、えおえおがトイレ行きたいって言ったから!トイレで待ち合わせって言ったのは俺だけど!
早く会ってトイレ行きたいな!あ、逆か!早く会ってトイレ行きたいです!……トイレ!

えおえおの話じゃなくてトイレの話になってる!今の感情が全面に出過ぎているので落ち着いたらまた更新したいと思います……。

ばーい

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15 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/17(火) 18:20

はい、昨日戻ってきました!
海外動画は近々更新する、かも?

えおえおの日記を読んで思ったんだけどさ、俺を神だと思ってたってすげーパワーワードじゃね?別の神にはハマってたけども!えおえおは結構うまく隠してたっていうか、神格化も気付いてたっけ?言われてそうなんだって思って色々言ってたような気もする。二年前のことだから曖昧だなあ……。

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14 :F/B/7/7/7(実/況)
2019/12/14(土) 13:23

釣りオジ日誌
前回>>9


ポイントを移動してサクサク釣る我ら。そこらでの釣りと違って、船釣りは海中の魚群を探して船長さんが「20メートルで下ろして下さい」と言ってくれるのでとーっても楽です!夏の太刀魚の時は忙しなくリールを巻いてたのですが、今回はわりとぼんやり待つ時間が多かったです。待っている間はやっぱり寒かったんですが、座席の足元?膝裏辺りに金属パイプが走っていて、温かかったんですよ。おそらく暖房代わりと思われるパイプをにぎにぎしながら暖を取りました。多分その日は暖かい日だったのですが、俺たちが日陰側だったせいで震えてただけなんですが!!

猫マグロさんから恵んでもらったみかんを食べつつ後半。まだ11時頃でしたが。
次はなんと、鯛!!!
海底までリールを下ろして、海底から5メートル程上げてぼんやり待つ簡単な方法です。何故5メートルかというと、それくらい上げると釣り針が丁度いい位置に行くからだそうで。しかしそれが結構深い。110メートルくらい?リールを下ろすのも時間が掛かるので、時々うたた寝してました。青い鳥に釣れた更新しようと思って下ろしてたら、下ろした瞬間に魚が掛かっててんやわんやとか。
そして釣れたのはウマヅラハギ!カワハギなのでとっても美味しいですよ!!
猫マグロさんはカワハギが好きなようで「俺も釣りたいなあ〜」と言いつつ甘鯛を釣り上げてました。マジで鯛釣ってる!!!!その後しっかりウマヅラハギも釣り上げる猫マグロさんは凄い。
その後の収穫はアジ数匹。鯛は釣れませんでした……。

収穫
イナダ六匹くらい(数えてない)
ウマヅラハギ一匹
アジ二匹
釣りすぎたおじさんから押し付けられたイナダ三匹

大量じゃ〜〜〜!!!!!

ぶっちゃけ一人ではとても食べ切れる量じゃないです!イナダ一匹でも30センチはありますからね!ということで、釣りの後に別の予定でホームパーティがあったので、殆どその人たちに押し付けてきました!次は血抜きちゃんとしよう!


皆もレッツ船釣り!!!



次回予告:イカ釣り

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13 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/12(木) 08:29

やっべ!昨日の日記書き忘れた〜〜〜〜!!!
今日からちょっとお休み貰って、海外に動画撮りに行ってきま〜す!スタッフがデザリングしてくれるからネットは多分繋がると思ってるけど、心配だわ……海外旅行とか五年ぶり位だし。パスポート久しぶりに作ったし!
おかんに忘れ物無いか百回位聞いた気がする!えおえおはお留守番だから沢山写真撮って送るぞう!そもそも連絡する暇あんのかなー。空港着いたらとりあえずトイレ行ってきます!

しばらくばーい
(飛行機の中で釣り日記書いときます)

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12 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/10(火) 22:08

連続更新だけど今日の話題だから今日のうちに。
今日の夢は猫がいました!猫と戯れる夢!にゃんにゃんかわい!かわい〜〜!!!


にゃんにゃん言っちゃってるきっくんさんの方が可愛いと俺は思いまーす。おやすみ!

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11 :K/I/K/K/U/N/-/M/K/-/Ⅱ(実/況)
2019/12/10(火) 18:41

最近知り合った人が面白いんだよな。久しぶりにこの人の下で勉強してみたいなって思ったくらい。
その状況の一つとして、課題を貰ってます!何するかっていうと、「やりたい事を百個書く」。
それだけ聞くとめっちゃ簡単そうだろ?俺もそう思った!だって自分の願望を書くだけだし!でもさ、これって意外と難しいんだよな。何がって言われると、なんだろうな……やってみれば分かる。簡単っしょ?書くだけだから。
そんな訳で、自分がやりたい事を今書いてます!内容はそんな難しいことは書いてないよ。例えば「爵位を買いたい」とか「マッターホルンに登りたい」とか「パイ投げされてみたい」とか!他の人のも読んでみたけど、ハーレムの王になるとか恋愛小説を書くとかしょうもないことだって書いてるし。何でもいいんだってよ。億万長者とか、実現不可能なことだっていい。だってやりたい事だもん。今んとこ五十個位書けました。最初はそりゃスラスラ書けると思うよ、でも百個も書くって結構難しい。煩悩は百八あるって言うけど、意外と思い付かないもんじゃね?
でさ、これしてどうなるのって話だけど。まあ別に直接どうにかなる訳じゃないんだよな。やった人の話を聞いたら「自分のやりたい事とか、将来とか指針になった」って言ってて。確かに荒唐無稽な話でも何をやりたいかって並べたら、自分を見つめ直す良い機会になるなって感じた。だから皆もやってみて欲しいなーあわよくば公開してくれると面白い!

俺らはまだ若い!道は無限にある!
が、俺が通れる道は極僅かだ!
一度しか無い人生、後悔のない道を選ぼうぜってな!

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9 :F/B/7/7/7(実/況)
2019/12/08(日) 23:18

釣りオジ日誌

猫マグロさんと釣りに行ってきました!
事のきっかけは夏。夏に行った貸切船釣りの楽しさに目覚めたワタクシをまた誘ってくれたのです。前回は適当な服装(ハーフパンツとTシャツにクロックス)でしたが、今回はもう冬。ちゃんと装備していかんと流石に死ぬやろ!としっかり準備しました!(前日に)
そこで役に立ったのが皆大好きワー○マン。最近流行ってますよね!俺も便乗していくスタイル!

そんな万端スタイルで4時半起き!前日の晩酌のせいで死んだ顔をしながら朝の漁港へ向かうと既に猫マグロさんが。その装備を見るとなんと……!

同じワー○マン!!!
しかも同じ色!

これはもう運命ですね!おそろっぴですよ!
そんな小粋なトークを挟みつつ朝焼けを見ながら出港する船。7時半くらいですかね?船内でうたた寝しているとあっという間にポイントに着きます。
釣りは大好き!とはいえ海釣りはまだ二回目。さっぱり分からんワタクシを猫マグロさんがサポートしてくれました!全部やってくれたとも言う。電動ルアーに撒き餌籠的な物を付けて、その先に釣り針を引っ掛ける。今回は釣り針が三個ある長いタイプのようですぐおまつりして大変でした(他の人のと絡まってしまうことをおまつりと言います)。ちなみに餌は小エビちゃん。グロくなくて安心ですね!むしろ食べたい。

そして始まった釣り。今回はイナダだそうです。出世魚であるブリの子供で、数日前には1メートル近いブリを釣った人もいると船のブログに書かれていました。
勿論狙うは超大物!!釣ったるで〜〜!!!

と意気揚々と入れたはいいものの……、まっっったく掛からない!
猫マグロさんや他の人はあっという間に五匹位連れたのに俺はゼロ。これだけ釣竿が違うのでは???見兼ねた漁船のおじさん(多分)が隣で付きっきりで見てくれたんですが……ウンともスンともいわない。そうしている間にも猫マグロさんは隣で三匹同時に釣りあげます。マジで餌間違えてない???
おじさんによると「釣りたいオーラが出てるんじゃない?」……魚に食い意地がバレているとは!
一時間程粘ってようやく釣れた時の感慨深さと言ったら!!!!やったーーー!!!!!
その後は最初の不調は何処へやら、普通に釣れるようになりました。

話は少し逸れますが、イナダ……ブリは結構足が早いんですよね。だから、釣ったらすぐに血抜きをしなければならない。スーパーで買ったものでも分かるんですが、朝買ったものでも夕方には既に生臭いとかブリには普通にあるんですよ。そんな大事な血抜き、ワタクシ釣るのに夢中になってすっかり忘れていたんですね!猫マグロさんはちゃんとやっていたんですが。夜にお刺身で食べたんですが、ちょっと生臭くてしっかり血抜きをしてなかったことを後悔しました……ぶり大根は美味しかったですが!

続き>>14

21 :夢/野/幻/太/郎(ヒ/プ/ノ/シ/ス/マ/イ/ク)
2019/12/29(日) 16:39

#ヒプノシスラクゴ
其の一>>20

#寿限無(ダイス)其の二
「ああ……招き猫を忘れていましたよ。金を呼ぶ猫ではありませんか。貴方、にゃーにゃー鳴くし丁度良いのでは?」
「金といえば億万長者になりてえなあ」
「そう簡単になれたら苦労しませんよね。似た言葉に万福長者というものもあります。これも験担ぎに良さそうだ」
さらさらと筆を走らせる幻太郎。紙に文字が増えていきます。
「動物とか人と来て今度は植物で良い奴はねえか?」
「そうですねえ、縁紅弁慶(フチベニベンケイ)なんていうのはどうでしょうか。これはカネノナルキという名前の植物で『金のなる木』……分かりやすいでしょう?」
「すげえ分かりやすい! 金がなったら大儲けだろうなあ」
「それと、『七』は幸運と言う位なのでそれも入れておきましょう。折角なのでセブンと書きましょうか」
どんどん名前が増えていきます。
「あっ! そういや賭事に勝つにはやっぱ神頼みも必要なんだよな。そういう神様とかいねえの?」
「勿論居ますよ。八幡神の応神天皇がいましてね、彼は勝運の神様と呼ばれています。そうだ、入登山神社の建御名方命(たてみなかたのみこと)もその類の神様です」
「たて……何だって? よく分かんねえけど、強そうだな」
そこまで書いたところで紙が埋まりましたので、幻太郎は書く手を止めました。それを持って帝統は意気揚々と帰ります。彼に家はありませんので、別の知人の家へ。そこには反物屋の乱数が居まして、彼の持つ紙を覗き込みます。
「随分沢山書いてもらったんだねー。どれにするの?」
「どれも良い名前で悩んじまうよなあ」
「全部縁起が良いもんね! いっそのこと全部付けちゃえば?」
「そりゃあいい! 縁起物に縁起物を掛けたら最高に運が回って来るってもんだ!」
そこでもまた馬鹿げた冗談を真に受ける帝統。新しい紙に名前を書き連ねていきます。それを面白がった乱数が調子に乗るものだからもう大変。話は収集がつかなくなっていきます。
「ねえねえ、ボク達ポッセって最強だと思わない? だったらその最強を名前に入れたら験担ぎになるんじゃなーい?」
「そうか! 良いこと言うな乱数!」
「それほどでもあるー。じゃあさ、つよーいシブヤの名前も入れちゃおうよ!」
「じゃあそれも入れとくか」
「あと最後に帝統の名前もちゃーんと入れなきゃ締まんないよね」
乱数が帝統が書いた名前の一番最後に書き足します。これで彼の改名は終わり、目出度く長い名前が付けられました。

其の三>>22

22 :夢/野/幻/太/郎(ヒ/プ/ノ/シ/ス/マ/イ/ク)
2019/12/29(日) 16:39

#ヒプノシスラクゴ
其の一>>20
其の二>>21

#寿限無(ダイス)其の三
しかしまあ、名前の長さというのは程々がよろしい様で、とある歌にもありますように「俺は左馬刻様だ、貴様は誰だ?」と普通なら歌いますところを、彼の場合はそうもいきません。
「俺は賽子、賽子、鵲の鳴き声、七福神の宝船、祥雲、瑞雲、招き猫、万福長者に億万長者、縁紅弁慶金がなる、セブン、セブン、セブンのスリーセブン、八幡神の応神天皇、入登山神社の建御名方命、シブヤディビジョン、Fling PosseのDead or Alive、有栖川帝統だ! アンタは誰だ?」なんて、名前一つ言うのも一苦労です。
ディビジョンバトルでも敵様方に「久しぶりだな、飴村乱数、夢野幻太郎、賽子、賽子、鵲の鳴き声、七福神の宝船、祥雲、瑞雲、招き猫、万福長者に億万長者、縁紅弁慶金がなる、セブン、セブン、セブンのスリーセブン、八幡神の応神天皇、入登山神社の建御名方命、シブヤディビジョン、Fling PosseのDead or Alive、有栖川帝統」と日が暮れてしまいそうな勢いで御座います。ディスるのもライムを放つのも碌に出来やしません。やだねえ、日記の分量を圧迫しちまうよ。なんてメタ発言は置いておきまして。改名をした本人よりも周囲の人間が苦労して居りました。

そんなある日。博徒である彼は今日も今日とて賭場に居ました。今日の遊びは回転台。現代で言うとルーレットですね。回る板の上で玉を転がし、何処に入るか当てる博打であります。
今日は余り運の無い日のようで、たんまりあった筈の軍資金がみるみるうちに減っていきます。目減りする賭け金にこのままではまずいと彼は改名した名前に賭けることにしました。
ころり。回転台が回り始めます。彼は力強く手を組んで目を瞑り祈りました。
「有り金全てを賭ける! 頼む、賽子、賽子、鵲の鳴き声、七福神の宝船、祥雲、瑞雲、招き猫、万福長者に億万長者、縁紅弁慶金がなる、セブン、セブン、セブンのスリーセブン、八幡神の応神天皇、入登山神社の建御名方命、シブヤディビジョン、Fling PosseのDead or Alive、有栖川帝統に運をくれ!!赤の七だっ!!!」
長い名を言い終わって目を開きます。するとまあなんということでしょう、彼の言った赤の七に玉があるではありませんか。何倍になるのか分かりませんが、大儲けなのは間違いありません。彼も狂喜乱舞です。
「やった! やったぜ! 大勝ちだ!!」
「ちょいと、お客さんよ」
「勝利の女神は俺に微笑んだ! 名前に感謝様様だぜ!」
「お客さんったら!」
「何だよ、折角人が喜びに浸ってるってのに」
「お前さんのこれは無効だよ」
「はあ!? 何でだよ!」
「お前さんが名前を言っているうちに、賭けはとっくに終わっちまったのさ」
おあとがよろしいようで。


#原作粗筋とちょっとした説明
子どもが産まれて長生きする様にと願った男が博識なお坊さんに名前の案を貰いに行きます。様々な名前を教えて貰いますが、男は決めきれず全てつけてしまうのです。それがかの有名な「寿限無〜」です。子ども同士の喧嘩で寿限無が殴られ父親に言いつけますが、名を呼んでいるうちに「コブが引っ込んじまったよ!」というオチ。

ルーレットというのはやった事がある方なら分かると思いますが、回転してからある程度の時間内に賭ける場所を決めないと締切られてしまうのです。長い名前を言っているうちに賭けの場にすら立てなかったというオチ。大は小を兼ねるとも言いますけれど、長すぎるのも考え物ですね。


14 :F/B/7/7/7(実/況)
2019/12/14(土) 13:23

釣りオジ日誌
前回>>9


ポイントを移動してサクサク釣る我ら。そこらでの釣りと違って、船釣りは海中の魚群を探して船長さんが「20メートルで下ろして下さい」と言ってくれるのでとーっても楽です!夏の太刀魚の時は忙しなくリールを巻いてたのですが、今回はわりとぼんやり待つ時間が多かったです。待っている間はやっぱり寒かったんですが、座席の足元?膝裏辺りに金属パイプが走っていて、温かかったんですよ。おそらく暖房代わりと思われるパイプをにぎにぎしながら暖を取りました。多分その日は暖かい日だったのですが、俺たちが日陰側だったせいで震えてただけなんですが!!

猫マグロさんから恵んでもらったみかんを食べつつ後半。まだ11時頃でしたが。
次はなんと、鯛!!!
海底までリールを下ろして、海底から5メートル程上げてぼんやり待つ簡単な方法です。何故5メートルかというと、それくらい上げると釣り針が丁度いい位置に行くからだそうで。しかしそれが結構深い。110メートルくらい?リールを下ろすのも時間が掛かるので、時々うたた寝してました。青い鳥に釣れた更新しようと思って下ろしてたら、下ろした瞬間に魚が掛かっててんやわんやとか。
そして釣れたのはウマヅラハギ!カワハギなのでとっても美味しいですよ!!
猫マグロさんはカワハギが好きなようで「俺も釣りたいなあ〜」と言いつつ甘鯛を釣り上げてました。マジで鯛釣ってる!!!!その後しっかりウマヅラハギも釣り上げる猫マグロさんは凄い。
その後の収穫はアジ数匹。鯛は釣れませんでした……。

収穫
イナダ六匹くらい(数えてない)
ウマヅラハギ一匹
アジ二匹
釣りすぎたおじさんから押し付けられたイナダ三匹

大量じゃ〜〜〜!!!!!

ぶっちゃけ一人ではとても食べ切れる量じゃないです!イナダ一匹でも30センチはありますからね!ということで、釣りの後に別の予定でホームパーティがあったので、殆どその人たちに押し付けてきました!次は血抜きちゃんとしよう!


皆もレッツ船釣り!!!



次回予告:イカ釣り

20 :夢/野/幻/太/郎(ヒ/プ/ノ/シ/ス/マ/イ/ク)
2019/12/29(日) 16:37

#ヒプノシスラクゴ
※捏造しかない
※場合により、キャラ口調<落語口調
※ドのつく程のにわか落語
※自己責任
※前日記からの再掲

#寿限無(ダイス)
えー、毎度馬鹿馬鹿しい小噺を一つ……なんて嘘と見せかけて本当です。小生の元来は小説家ではありますけれど、ヒプノシスマイクという物は手よりも口を動かします。口といえば、噺家を想像致しますでしょう?え?それは小生の格好だからと……ふむ、一理ありますが今回は些細なことですので目を瞑ってください。韻は踏んでおりませんが、ドジを踏む滑稽なお話で御座います。
さて、験を担ぐというのは古今東西何処にでもある話でして、縁起の良い数字を選んだり、身近な話で言うと占いの今日のラッキーアイテムをつい探してしまう……なんてこともあるのではないでしょうか。博徒の有栖川帝統という男もそういった験担ぎをする人間でした。彼は大層な賭け事好きで、大枚叩いては素寒貧になって知人の元へ行くという生活を繰り返して居ました。
「やれやれ。貴方、また負けてしまったのですか」
「今日は運が回って無かっただけだっての!」
そういう帝統ですが、ここ最近は負け続き。下着姿で戻ってくることもざらで、金を貸している知人の作家の方も素寒貧にする勢いでした。
「全く貴方という人は懲りない男だ。ふむ、ここらで験担ぎに一つ、縁起の良い名前にでも改名したらどうですか」
「へえ、そいつは中々良い案じゃねえか!」
実はこの男、七だとか縁起の良い物に目が無いのです。なんせ七が三つ揃うと大当たりですから。すぐさまその冗談のような馬鹿げた提案に飛び付きましたが、如何せん縁起の良い名前なんぞ直ぐには思い付かない。提案の主である作家の幻太郎に知恵を借りることにしました。
「なあアンタ、良い名前とか知らないか?」
「ふーむ……そうですね、賽子(サイコロ)とかどうでしょう?」
「賽子? そりゃまたなんで」
「賽子というのは必ず目が出るでしょう。転じて『芽が出る』ので縁起物と言われているんですよ」
「ははあ、博徒の俺にはピッタリだ!」
「ダイスと変わりませんけどね……」
帝統は紙に『賽子』と書きます。
「そういうの、他にも何かないか?」
「ふむ……鵲の鳴き声は吉の兆しであると言われていますね」
「鵲! いいじゃん!」
「七福神の乗っている宝船も縁起物ですねえ。宝船というだけあってお金がどっさり」
帝統はその二つも紙に書きます。
「金が稼げそうじゃねえか!」
「縁起が良いといえば、祥雲もめでたい吉兆の雲としてありますね。瑞雲とも呼ぶそうです」
幻太郎がそう言うとすぐさま帝統が筆を取りますが、どうやら漢字が分からないらしく手がまごつきます。幻太郎が代わりに筆を取り、書いてやりました。

其の二>>21
其の三>>22