NPCと話しながら田舎の古民家を探索するこのシナリオはNPCの子とのコミュニケーションをしっかり取らないと難しいような印象でした。こちらとしては生きて帰って欲しいので極力情報は渡したいんですが、いくらおしゃべりなRPをしたところで全く関係ない話をするのもなあ…と思ってしまって難しかったです。
コネシマさんはボクサーのお兄さん、ロボロさんと友人は警官で来てくださったんですが、NPCに泣きつかれた時の反応が三者三様で面白かったです。確かに女子高校生に泣きつかれたら対応に困って当然や…。
それと、コネシマさんにだけ親身になってくれるPCで!って伝え忘れてた気がします。すみません。でもぶっきらぼうな態度の中に優しさもあってとても好きでした。警官のお二人は親身にNPCを守ろうとしてくれたり、話を聞き出していたりと情報を上手く渡せたかな…?という感じです。
彼女に死んでいるという事実を突きつけることで悪夢から覚めるんですが、こちらもそれぞれ違って好きでしたね。コネシマさんはノートを彼女に突きつけて「夢を見るのは終わり」だといい、ロボロさんは静かに諭すように「一人じゃない」と。友人は包丁で彼女を刺して、といった感じでした。夢から出るためだったとしても、どれもNPCへのやさしさがある最後でしたね。
最後の演出でみんな怖がってくれてうれしかったですね!!!初めてホラー用の音素材漁ったのもいい経験になりました。
ただやっぱり核心となる情報が比較的少ないシナリオなので、軽く誘導しないと厳しいかな~と。何もわからないままロストは嫌ですしね。彼女がどうなったのか、どうしてあれで夢が覚めるのか。このあたりが少し後味が悪くて、作者さんの性格がすごくでてるなあと思いましたね。
遊んでくれた皆さんはありがとうございました!楽しんでもらえてほんま良かった。