「言いたいことがたくさんあるけど、結局伝えたいことはこれだけなんだなって思うからあんまり長々とは書かないことにしました。 ＿＿＿＿と＿＿＿＿と＿＿＿＿＿と＿＿＿＿＿で十分。＿＿＿された言葉は必要だからこそ＿＿＿されるんだろうから。」 「本当に渋ハルのことは得難い友人を得たなと思ってるし、これからも長いお付き合いになるんだろうなと思ってる。改めて言うのも恥ずかしいくらい長い付き合いになったけど、思っているだけでは伝わらないのでこの機会に伝えておきます。」 「渋ハル。ちゃんと＿＿＿＿だよ。これからもよろしくね。」

長々とは書かないことにしましたとか言いながら1500文字をしっかり超えてんのよね。こいつに関しては大幅に省略しました。すまん。他人にあんま見せたくねえもんで。
愛とか恋とか好きとか嫌いとか、そういう類のもので到底片付けられやしないクソデカ激重感情をお互いに抱いて、早10数年。ぽっぽが馴れ初めを聞きたいらしいから順を辿ってみるけど、正直もう10年も一緒に居たら今まで何があったとか殆ど覚えてねえや。始まりは僕が彼の言葉と文章に一目惚れしたこと。一目惚れして、特大長文ファンレターを送り付けたらそのままメールでやり取りするようになって、ついでにTwitterにも無理矢理引きずり出して、他にも色んな場所で繋がって…分かりやすく喩えたら、出会いを経て、付き合ってべったべたのバカップル期を過ごし、結婚して、いま数十年目みたいな感じ。熟年夫婦の貫禄がある。んで僕を好きな人達にとっちゃあれよね、付き合った彼氏が蓋を開けたらヤバめのマザコンでしたみたいな最悪のパターン。出しゃばってくるような嫌な姑では無いし寧ろ「好きにしろ」スタンスなんだけど、如何せん僕が彼を好きすぎる。マジで可哀想。
10年って数字、単純に出会ってから数えた年じゃなくてね。一、二週間空いたら久しぶりって思うくらいにはコンスタントに連絡を取り続けて、10年なんよ。学生時代の友達とか平気で数年越しに連絡取るみたいなことあるけど、あれるさんとはそこそこの頻度で会話し続けてる。多忙が重なったりした空白の時期が無かった訳じゃないけど、10年の中の半年なんてまあノーカンでしょ。今じゃすっかり僕の唯一無二となって、相棒となって、……うん。僕の人生の、財産です。これは本気で、心の底から思ってること。大切な友人は沢山いるけれど、中でもこいつは本当に掛け替えのない存在だと思っています。
あと何気に命の恩人だったりするんだよなあ。多分あいつは忘れてるけど。「まあいけるやろ！ｗ」精神で生きてる僕の手綱をしっかり握ってストップをかけてくれて、しっかり叱ってくれる人。そんでそのお叱りを僕が素直に受け止められる数少ない人。そのせいかちょっとだけ過保護だね。僕の傷付いた出来事だったりを面白可笑しくけらけら笑いながら話しても「笑い事じゃない」ってぴしゃりと真顔で言ってくれたり、「ODがオーバードーズの略って最近知った」という話をした時「絶対覚える必要の無い単語でしょそれ」って本気で嫌そうな顔しながら言ったのがマジで面白かった。あれは本気の顔だった。苦虫を噛み潰したような顔ってああいうこと言うんだろうな。

後編は下に続きます〜。

上の続き。

恋人にしろ友人にしろセフレにしろ、兎に角僕は飽き性で基本長続きしない。でもあれるさんとは人生の約半分を、文字通りずっと一緒に居る。これは僕らがお互いに、何も求めず、何も期待していないからなんすよ。お互いに死ぬほど興味が無い。ギブアンドテイクの関係ですらない。そもそも僕ら他人に情緒握られるようなタマじゃねえんだわ。他人に感情を割いた時に生じるエネルギー消費をとことん嫌うので。あれるさんが若くして自分に恋愛など無理だと悟った時に本気で僕と一緒に暮らそうとしてたの、マジでおもろかったな……。
興味が無いならなんでそんなに大好きなの？なんで過保護だったりするの？ご最もな質問です。そうだねえ、僕らが一緒に居ることで得られるこれといったメリットは、確かに無いんだよ。ただ、離れたことによる大きなデメリットなら、きっとお互いに発生する。熟年夫婦だって表現したっしょ？メリットとすら思わないくらい当然になってて、人生の一部となってるお互いの存在が、いざ無くなってしまったら？困るんだわ、二人とも。生きていけないなんてことは無いし、僕らはお互いひとりで生きていける。自分の生きる理由を他人に依存したりなんか絶対しない。ただ、困っちゃう。色々ね。…傲慢だって思う？ふふ。事実だよ。まあ年に一度お互いの誕生日にとびっきりの愛情と感謝を認めた手紙を贈りあったりはしてるので、そんくらいでいいんじゃないですか。僕らは。
あ〜、でもねえ。僕が色んな人を釣っては逃がし釣っては逃がしするようになってから、よく「俺には飽きるなよ」と釘を刺されるようになりましたね。こんだけ一緒に居て何言ってんだろうねえ。お前に関しては飽きるとか飽きないとか、そういう問題ですら無いのにねえ。「お前ちゃんと連絡しろよ」「いつでも居るんだから声掛けろよ」「ぽっぽとゲームする時じゃなくても誘えよ」っつってね。馬鹿だねえ。どんだけ僕があれるさんに自分の時間を割いてると思ってんだろうね。でれっでれだった昔と比べたらマジで悲しいくらい塩になったけど、お前のそういうとこは変わらず可愛いよ。
まあそんな惚気は置いといて。さて、本人に渡ることのないラブレターもそろそろ締めのお時間です。あれるさん。ちゃんと僕だって＿＿＿＿だよ。大切にするよ、お前のこと。されたくなくても僕がそうしてえんだ、居なくなられちゃ困るからさ。僕も「してあげてる」とは決して思わんから、お前も「してもらってる」なんて思わんでくれ。嫌ってくらい知ってるだろうけど、こういった言葉はやはり必要らしいので言っておきます。伝わるのは次のお誕生日ですが。…えっ、来月？早くね？

ぷつん、て何かが切れた夜。僕のだいすきなもの、僕を形作るもの、僕をやさしく包んでくれるものを必死にかき集めて、閉じこもる。好きな曲を聴いて、好きな人の声を聞いて、好きなお酒を飲む。そんな夜。
本日は休業です。何もかも。

🎧

Dream - Jeonghan

後回しにしてた作業と向き合うためにずっとPCとにらめっこする夜。あんまりぽっぽにも構ってやれないまま黙々と作業を進めてたら毛布を抱えた彼がやってきて、椅子と机のあいだ……というか、腰掛ける僕の股の間にぽすんと座り込んで、こてん。持ってきた毛布を被って、ほっぺたを太腿に乗せてきた。
ぽっぽはこの姿勢が大層、大層お気に入りらしい。主にぽっぽの口と喉をお借りして諸々スッキリしたあとによく見る光景です。僕の太腿にほっぺとか顎とかちょこんと乗せて嬉しそうにすりすりしてるとこ、ま〜じで犬なんよな。尻尾見える。床に座んの冷たくて痛いだろって思うんだけど、本人曰くあったかくて落ち着くらしい。とはいえやっぱり冷たいフローリングに座らせるのは飼い主としても不本意なので、今度いい感じのカーペットを適当に敷いとくわ。全部の部屋にしたら掃除が大変そうだし。あと僕の膝でごろごろすんのは良いんだけど、軽率にちんちんすんすんしてきゃっきゃするのはやめなさい。僕のちんちんで遊ぶな。嗅ぐな。エロ同人でよく見るメスガキじゃねーんだから。

………え〜〜、あ〜〜。品のない話題のあとにする話じゃ無いことは重々承知しているんですけども。どっかの男子高校生が僕のことを書いてくださったみたいで。ええ。言葉が綺麗だと褒められてるところに下ネタぶっ込んですんまへんと。これはちょっと僕だけのせいじゃないんでどうかお許し頂きたく。
それと、これは私信…になるんかな。剣持さんとこの椎名さんの、当日記を気に入ってくださっているご友人方へ。本棚に入れてくれたえまさん、それとこっちは誰だか把握は出来てないんですが、僕の言葉を褒めてくださったらしい誰かさん。椎名さん伝いにお話を聞きました。貴重なお時間をうちの日記に割いてもらってありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいっすよ、本当に。この場を借りてお礼させてください。マジで最近地球くんの気温設定ガバなんで、体調崩さんように気を付けてもらってね。頭痛にはロキソニンが大変オススメです。ロキソニンをもう手放せない渋谷ハルより。

余談。本棚が文字数の関係で悲鳴を上げているので、編集はもう暫くお待ちください。

僕をよく知る友人たちは、みんな口を揃えて「おまえとは付き合いたくない」って言う。愉快なことに。メンがヘラるから。ヘラっても責任取ってくれないから。すぐ浮気するから。最優先してくれないから。エトセトラ、エトセトラ。ちなみにこれら言葉はほとんど一人の男の口から出て来たものなんだけど、…この話は個人日記が完成した時にそっちで話そうか。今あいつ家出中だし。

みんな「渋ハルが幸せならそれでいい」という割に「相手が可哀想」「はよ逃がしてやれ」「どうせ続かん」とも言う。人の心が無いんか？類友ってこういうことを言うんすね。我ながらそう言いたくなる気持ちは非常に分かるんで否定はしない。実際かわいそうだとは思う。どうせ続かんに関しては、まあ、今までがそうだったもんなあって納得は出来てしまうし。今回ばかりは逃がしてやるつもりなんかさらさら無いですけど。
「逃がしてやれなくてごめんね」ってあの子に言ったら、「俺が隣に居たくて居るんやもん」「俺の事苦しめて、必死に生きてるところ見て、かわいいねっていうハルさんがすき」「ひどい男なハルさんがすき」と、屈託なく笑いながらまた僕を抱き締める。その度に僕は、ばかだねって呆れながら抱き締め返す。こんだけ苦しめられてんのに、ぽっぽを幸せに出来るのは僕しか居ないんだって。他の人を見つけるつもりも無いんだって。僕じゃなきゃ、だめなんだって。ばかだねえ。恋は人を、ばかにするね。
「あいつはやめとけ」って第三者に言われる、みたいなことあるじゃん。僕はまあよく「やめとけ」と相手方に伝えられる側の男なんですけど、第三者の忠告を素直に受け入れて相手と距離をとるのも、他人の言葉に耳を貸さず自分の愛を貫くのも、どちらも「強さ」だと思うのよ。ぽっぽは後者。恐らくだけど。当事者同士でばかになるのを良しとして、当事者同士の間だけにある感情や秘密を何よりも尊び、ふたりだけの世界でいることを強く望む。

友人のひとりである、剣持さんもそうだね。盲信こそ出来ないけれど、自分の好きなものには常に猛進してる。いっそ「好き」にしか感情も色もなくて、「その他大勢」には時間も体力も割かない。無機物。背景。自分の「好き」しか信じない。そんな確固たるスタンスが僕にはとても魅力的に見えるし、だからこそ椎名さんも安心して剣持さんの愛情の中で寝そべっていられるんだろうな、と。僕にはちいこい猫とでけえ犬がじゃれあってぬくぬくしてる様にしか見えませんが。

おう、見てるぞ剣持刀也。返さなくたっていいから幸せになれ。僕への報いはそれだけで充分よ。

・圧
💛「お風呂入る前に匂い嗅がせて」
🧡「汗臭いからやめときな」
💛「や゛！！！俺のハルさんはくさくない！！！！（すんすんすんすんすん）」

・ファイッ
🧡「ラーメンは味噌とんこつ」
💛「ぜったい醤油」
🧡「解散」
💛「喧嘩」

・もはや鳴き声
🧡「あれるさん合流できないって」
💛「あれるさん；；；；；；；」
🧡「あ、きた」
💛「あれるさん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

・僕らが悪い
（試合中あれるさんが一人で暴れてるので後ろの方でこっそりいちゃつく僕らの図）
💚「オイお前ら見えてんぞ！！ナメてんのか！！」
🧡💛「ひゃ〜〜〜っっ！！！」

・女将さん……
💛「上品なえっちして楽しいんか？本能は満たされるんか？」
🧡「そこに愛はあるんか？って言いそうな勢い」

・振り幅
数分前
💛「ぜったいころす」
🧡「かかってこい＾＾」
数分後
🧡「ムラムラしてきた」
💛「俺も喉ほしい」
🧡「…やめようか、ゲーム」
💛「んふ」

・殺意パート２
💛「ころす」
🧡「おうやってみろや」
💛「（ん〜〜〜ま♡）」
🧡「ヴッッッッッッッ（即死）」

今日もくたくたになるまでたくさん頑張ったぽっぽ。頑張って頑張って、頑張りすぎちゃって、しゃがみ込んじゃったぽっぽ。
優しくないね、この世界は。しんどいね。どんなに頑張っても、もっと頑張れってケツ叩かれて休む暇も与えられない。なんのために生きてるんだ、生きてる価値はどこにあるんだって絶望してしまうのも、無理ないよなあとは思う。
そんな中で、ただでさえ生きるだけでも苦痛なのに、僕と一緒に生きて一緒に苦しむことを決めたぽっぽ。愚かで憐れな、いとしい子。泣きながら僕に縋り付いて生きることしか術のなくなった、可哀想な子。
ありがとう。僕と生きてくれて、僕を好きで居てくれて。きみを幸せに出来ていることが、僕にとって何より幸せです。大丈夫、大丈夫。何も見なくていい、何も聞かなくていい。僕の体温だけ、僕の鼓動だけ感じていればいい。そばに居るよ。何があっても味方でいるよ。

ゆっくりおやすみ。僕のたいせつなひと。共に迎える明日が、きみにとって少しでもやさしいものでありますように。